うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVELIVE 3rd STAGE レポート 本編1



2013.12.1(日) 17時開演 横浜アリーナ

出演:寺島拓篤(一十木音也役)
鈴村健一(聖川真斗役)
谷山紀章(四ノ宮那月役)
宮野真守(一ノ瀬トキヤ役)
諏訪部順一(神宮寺レン役)
下野 紘(来栖翔役)
鳥海浩輔(愛島セシル役)
森久保祥太郎(寿嶺二役)
鈴木達央(黒崎蘭丸役)
蒼井翔太(美風藍役)
前野智昭(カミュ役)
(敬称略)


 待ち合わせ2時。
 無事H姉様と合流し、カフェを探すもどこも物販の青い袋を持ったお嬢さん方でいっぱいです。まああれだけ人数いればな。
困ったときはホテルのラウンジ、という基本を守って近くのホテルのロビーにあるカフェレストランに入りました。
先ほどの戦利品、リングライトの年中組分をH姉様に売りつけ(せこい)、しばし歓談。開場予定時刻の15時になったので、横浜アリーナに向います。

それにしてもすごい人人人。パシフィコの倍以上の人数ってすごいんだね・・・。すでに最後尾がよくわからなくなっていましたが、それっぽいところに並ぶといつの間にか朝並んだ建物真裏付近まで来ていました。階段を上ったり下りたり、ぐるぐる回ったり、まるで立体迷路です。いやあすごかった。

なんとか入場口にたどり着くと、なんと私の二人前でストップ。身分証明書に不備があったのか、しばらく待たされた挙句に入口左手にあった確認用窓口までドナドナされていきました。なんだったんだろう?なんか戸籍謄本でも住民票でもなさそうな紙を持ってたけど。
前の人と「どうしたんでしょうね?」などと話しつつ、先に入場したH姉を待たせてるので気が気ではない。とにかく人が多くてすぐにはぐれそうで。ようやく戻ってきた係員さんに前の女性とともにしっかりと名前確認されて無事入場です。身分証明書確認してる割に、入場は比較的スムーズでした。まあ結局人が多すぎて開場も開演も押したのだけど。

中に入ってロビーのお花やら飾りやらを横目で見つつ、人が多すぎるのでゆっくり見るのは断念。
そのまま二階にあがると、なんとカーネルサンダースのおじさんが!KFCの出張店舗まで出ていました。なぜか妙にテンションが上がってサンダースおじさんの写真を撮る私。(意味不明)
2階席のH姉と途中で別れて、反対側の東スタンドへ向かいました。が、東スタンドへたどり着かない。気付いたら一周していた…。仕方ないので近くの係員さんに聞くも、人によって指示する方角が違う。何この魔境。だからその階段の上は行き止まりだったんだって。結局3人くらいの人に聞きまくってようやく東スタンドへの階段を見つけました。指示通りに行ったら通り過ぎるって、何その道案内。開演前に無駄な体力使ってしまった…。

着席。覚悟していたけど舞台は遠いです。でもスクリーンがあるだけましか。正面スクリーンはほぼ真横近くてよく見えないけれど、会場全体を見渡すのには良い席です。ぐるり一周よく見える。
近くの席の子たちとおしゃべりしながら開演を待ちます。しかし前回は単色のルミカライト複数持ちがほとんどだったけど、今回は9割以上が電池式多色型サインライト。公式グッズだから当然とはいえ壮観です。

予定時刻を5分ほど過ぎたところで、友ちゃんによる前説スタート。「シャイニング事務所所属のアイドル、渋谷友千香です!」という挨拶が嬉しかったよ。特別ゲストですね。
まだ始まりそうにないのに、何度かフライングしそうになる客席。興奮しすぎ。

そして客電が落ちます。ものすごい歓声とともにライブの開幕です。


※以下に出てくる台詞については、覚えている記憶のみでイメージ記載しているものなので、正確ではありません。大幅に間違っていたらすみません。DVD出て、あまりにひどかったら修正するかも。

 もちろん最初は2000%。
花道の先頭に飛び出してきたST☆RISHメンバー。
残念ながら後姿しか見えませんが、客席の一体感といったら(笑)なにあの訓練されてる集団。
しかし本当に生歌なのにみんなすごいです。なんであれだけ踊りながら走りながら歌えるんだろう?二次元アイドルST☆RISHが三次元化したような錯覚。
衣装もパワーアップしてるし、前回よりも踊っていたように見えました。あ、衣装はあちこちの中の人のブログとかで出てますが、黒基調のゴールドかシルバーの飾りとそれぞれの色を入れたアイドル衣装。あと、全員自分のカラーのリングライトをつけていて、暗い舞台袖に入る時にも誰だかよくわかった(笑)こういう細かいところが好きだ。
そして本当に客席のライトの渦が綺麗。思っていたよりも色の差が出ず、きっかり7等分されてるような。まあ、青系二人は区別つきにくいんですけどね。

 続いては先輩4人によるポワゾンKISS。
こちらは中央ステージからの登場。ヘッドセットでダンス付き。頑張ったな、特に嶺ちゃんの中の人(笑)
先輩曲はあまり聞きこんでいなかったので、ちょっぴり後悔。CD持ってるんだからとりあえず覚えるくらいは聞けばよかった。他の曲は少なくともショートバージョンは音ゲで聞き込んでるけど、これだけはDVD特典だったから忘れてたんですよね。
祥ちゃんはヘッドセットの位置が悪いのか、ダンスが激しいと声がマイクから外れ、たっつんはキャラ声を作るので必死、蒼井くんとまえぬはド緊張で音取りとダンスをこなすのに精いっぱいというように見えました。
そう考えると、ST☆RISHメンバーはさすがに場数が違うってことか。ソロライブだけで3回目、アニサマ入れたら5回目のステージだものね。

2曲終わったところで全員でMC。あまりにがやがやしすぎてて何言ってるんだかよくわからない。。
とりあえず覚えているのは、全員挨拶の

寺島氏「こんばんはー寺島拓篤です」←いつもと同じく音也ボイス。ただし、珍しく役名を言わなかった気がする。
鈴村氏「みなさんこんばんは。鈴村健一です」←こちらも真斗ボイスで役名言ってなかったと思う。
谷山氏「みなさん、今日は楽しんでいってくださいね。谷山紀章です」←いつもと違ってなっちゃんボイス。役名言わないのは時々あるからわからない
「僕は今年横浜アリーナで10回やったので、他のメンバーより慣れている分頑張ります」
宮野氏「みなさん、今日はお越しいただいてありがとうございます。宮野真守です」←最初がトキヤボイスなのはいつも通りだけど、いつも自分の名前いうときは叫ぶような地声で「宮野真守ですっ!」というのがなくて、静かに言ってたと思う。
「(HAYATO様で)おはやっほー」(観客絶叫)
諏訪部氏「我が神宮寺財閥所有の横浜アリーナへようこそ」
(下野氏「またかよ」)
諏訪部氏「(無視して)横浜は神宮寺のお膝元だからね。知ってるよね、レディ?…諏訪部順一です」
下野氏「全力全開男気全開下野紘でーす(大絶叫)」

もしかして、ST☆RISHは今回役名言わないようにしてた?

森久保氏「会えてうれしいよマイガール。よろしくマッチョッチョ」
鈴木氏「(キャラ声で)お前ら、全力でついて来いよ!(地声)はい、黒崎蘭丸役鈴木達央です!」ギャップが激しくて笑いが起きる
蒼井君は噛んだかなんかで、祥ちゃんにかばわれて「かわいー」って言われてたと思う。内容は覚えてない。
前野氏「いらっしゃいませ、お嬢様…とでもいうと思ったか、愚民め。(歓声)愚民と言われて喜ぶでない、この愚民め!!」(大歓声)

あたり。あと何かしゃべってたかなぁ。誰かをいじってたかもしれない。

てらしーのコールで3rdステージスタート!を全員でやると、スクリーンから先生方の声が。
全員がそれぞれの呼び名で「お、日向さん」「日向先生」「龍也さん」と呟いてたのが、キャラ入ってるな、と思ったり。
下野君が退場しつつ「はい、日向先生、はい!」と元気よく返事をしていると、誰かが「うるさいよ」と突っ込んでたり。
すごい格好の龍也さんを見て「あれ、すごいな」とか言った(きーやんだったかな?)ら、「日向先生馬鹿にすんな!」とちゃんと翔ちゃんぽく返してみたり。原作ファンがクスッとするポイント満載で嬉しい。

キャストが舞台からはけると、りんちゃんと龍也さんによる本格的な声出し練習(笑)
「お前らの本気はこんなもんじゃねーだろ!」と何度もコール訓練をさせられました。楽しそうだな、ゆうきゃん。


 ソロ一曲目は、ちょっと予想外だったカノン。
トリかと思ってたからいきなりでびっくりした。
それにしてもマモちゃんは本当にうまい。ダンスも歌も半端ないです。いやあもうかっこいい。会場全体が一斉に惹きこまれました。
いやおうなしに盛り上がります。

 続いてはSMILE MAGIC。
キャラソン一曲目はやっぱり音也からでしょう。音ゲーやってる時は全く以て笑顔にはなれない曲ですが、音也=てらしーは元気いっぱい笑顔いっぱい。こちらも元気をもらえる歌声です。
GOGO音兄が公式化してしまったのが残念です。最初は一部の人がやってるだけかなぁと思ったら、どうやらレーザーでコールを煽っていたみたいですね。私はあまりに音也なてらしーがすごすぎて舞台しか見てなかったから気付かなかったけど。でも隣の人も好きじゃなかったのかコールしてなかったみたいでした。感覚としては三分の一程度。2000%のコールとかは全員が全力でやってたから、やっぱり好き嫌いが激しいんだと思う。
途中で紙ふぶきじゃなくて紙飛行機がひらひら舞ってたのはこの曲だったかな?
それにしても本当、てらしーの音也なりきりはすごい。

 次は誰かなぁ、やっぱり鈴かな?とか思っていたら、これまた予想外。蘭ちゃんのBRIGHT ROAD。
スタンドマイクと予想していたら、なんとヘッドセットで踊りまくる!たっつんのライブは見たことがなかったのですが、踊るたっつんって今までになかったそうです。
踊りに気を取られて若干歌が怪しそうな箇所もありましたが、それにしても頑張った!キャラで歌うの難しそうな音域なのに。
相当練習したんだろうな、というのが一発でわかる素敵なダンスでした。蘭ちゃんファンじゃないのに泣きそうだよ。

 そして今度こそスタンドマイク。一万数千人を詰め込んだ横浜アリーナに、なっちゃんの声が響き渡ります。シリウスへの誓い。
きーやんが「アカペラ怖い」とラジオで漏らしてましたが、嘘だよね。ほんと、第一声で鳥肌が出ました。すごい、すごいよきーやん。
ラスサビは花道先頭のセリが数メートル上がるという、なんだそのアイドルコンサート。多分中の人のライブでもやってない演出だよ、それ。
スポットに照らされるきーやんとゲームで歌い上げるなっちゃんスチルが重なって見えて、本当に神々しかったです。泣きそうだった。

 恋桜。
前奏鳴って、鈴が登場したとたんにあまりに予想通りの衣装で思わず噴きました。場内大喜び。
なんと全身黒とシルバーの和装。それも侍袴姿(笑)
中の人演歌に大喜びしてたから、和服は間違いないと思ったんだけど、せいぜい金の着物位だと思ってたよ。まさか袴まで用意するとは気合いの入れ方が違うね!
歌ってるうちにやはり和装のダンサーズが番傘もって出てきて、…うぉ、おトキさんまで出てきたぞ、なんだあの衣装の再現率。
寸劇に気を取られて歌に集中できません。鈴村さんノリノリでこぶしきかせまくってた模様。CDと歌い方違ったし。
間奏では鈴まで刀を抜いて殺陣始めました。もう誰にも止められない。笑い過ぎて息が苦しいです。誰か助けてーーーでもかっこいいのでさらにどうしようもない。

 まだ息が整わないで呼吸困難の内に次の曲のイントロが流れ始めました。絶対零度Emotionです。…ってあれ??
えーと。あそこの花道先頭にカミュ様がいます。アニメのカミュ先輩。…なんだあの魔女っ娘ロッド!?
ダンサーを従えてロッドを鞭のように振り回して踊り狂うカミュ様。なんかシュール。
前野君はロッドの動かし方に必死で、微妙に音が取りづらそうです。あ、合った。やっと音取れたっぽい。これはDVDの魔法発動かなぁ…
よく見ると眼鏡かけてません。ヘッドセットだからかな?まあこれだけ動いたら眼鏡はずれると怖いだろう。
淡々と歌いながら鞭…もとい、ロッドをふるう前野カミュ。なんかカミュ先輩がドSな女王様に見えてきました。いや、正しいのかもしれん。

息を切らしながら踊り終えたところで、ソロ前半戦終了。二回目のMCです。
ソロを歌った五人(てらしー、たっつん、きーやん、鈴、まえぬ)が中央ステージに並びます。
アイドル三人と侍と魔法使いの図(笑)

「濃いね!」
「濃すぎるね!」
「もう僕たち歌ったのなんか吹っ飛ぶくらい濃かったよね」(きーやんがてらしーに向って同意を求める)

「ねえ見てシュール。侍VS魔法使い。何この絵」
煽られて刀を構える鈴とそれに対峙してロッドを構えるまえぬ。
ちょっとしたコントが始まりました。えーと、ここ何しに来たんだっけ。

鈴村さんの衣装は、銀ラメの着物に革の袴、黒ブーツというよく見ると謎衣装。
「衣装二つになって、他の人と比べて贔屓されてるみたいになっちゃうから地味にしてくださいとお願いして、真っ黒の着物を作ってもらったら、周りのダンサーの人が真っ赤な番傘とか持ってて殺陣するから派手で。『一番地味な人が歌ってる』みたいになっちゃったから、一週間くらい前にこのきらきら入れてもらった。和服なのにブーツ。そして袴は革。最終的にやっぱり派手になった」とのこと。つまり最低2週間前からはライブ準備してたってことか。さすがに普通に声優イベントとは気合いが違う。

きーやんのアカペラは周りに絶賛され、「事前情報で聞いてたけどやっぱりやばかった」とのこと。そりゃ緊張するよね。

たっつんは上松氏にどんな曲にしたい?と聞かれ、ただロックにするのは嫌で、踊れる曲にしたい、この曲を歌うときは踊る!と宣言し、公約を果たしたそうです。「ライブはよくやってるけど、ヘッドセットでこんなに踊るのは初めて」と。「そうまでしてモテたいか!と思った」という鈴に「そういうわけでもないけど、モテたいか、モテたくないかといえばモテたい!」と白状してました。
この辺でまえぬに「あの魔法使いの人、全然しゃべんないんだけど」と突っ込みが入りました。
初めてつながりで、まえぬは『初コンタクト』を暴露し、鈴は『初(本格)殺陣』を挙げました。きーやんとてらしーも何か言ってたかな?最終的に「俺たち、うたプリに色々な初めてを捧げてるんだね」という結論に。

本編2に続く。


物販編 本編2  TOP