「劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン」公開記念スペシャルイベント
さらば仮面ライダー電王 スペシャルイベント
−さらばイマジン! 日本全国クライマックスだぜ〜!!−  レポート2


2008.10.12(日)昭和女子大学人見記念講堂

出演:佐藤健(特別出演)、桜田通、松元環季
   関俊彦、遊佐浩二、鈴村健一、てらそままさき(電話出演)
   高岩成二、伊藤 慎、横山一敏、おぐらとしひろ、金田進一、永瀬尚希、永徳(特別出演)、岡元次郎(特別出演)、
   金田治監督、柴崎貴行監督(特別出演)、田崎竜太監督(特別出演)、白倉伸一郎プロデューサー(特別出演)
   モモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロス、ジーク、デネブ、仮面ライダー電王ライナーフォーム、仮面ライダー電王ストライクフォーム(敬称略)


【声優トーク編】
永遠に続くんじゃないかと思った(いや、十分すぎるほど楽しんだのだけれども)スーアクさんの生再現が終わったところで、ようやくお待ちかね声優陣が登場です。

なんだか皆さん妙に楽しそう。
関さんは黒のジャケットに黒パンツにリボンタイ(スカーフタイ?)。珍しくタイにシルバーのキラキラが見えました。
三人の挨拶(そういえば珍しくこの時点では決め台詞やらなかったな)で、遊佐さんが「女子大はいいにおい」発言で関さんにつっこまれてたりしてたのがいつもの電王メンバーだなぁと。
いつもの司会者のお姉さんに「衛星放送でつながってます」と言われると突然飛びあがって手を振ってはしゃぎだす三人(笑)
なんてかわいいおじさん(鈴村さんをおじさんというのは微妙に抵抗があるけど、子供たちからみれば十分おじさんだし、何せ本人が自称してるからな^^;)たちだ。

三人が出てきたので当然のようにイマジンあにめ2の宣伝です。
今回は声優陣も脚本を書いていますというお姉さんの説明に、話を振られたみなさん。
「いまここにいないてらそままさきと言う人がね、飲み会で脚本書かない?って言われて、書きますよ〜って軽ーくプロデューサーさんに請け負っちゃったから」
「そうそう、それで僕たちも書く羽目に」
「ひどい人なんですよ(笑)」
てらそまさん、本会場にいないのをいいことにフルボッコです(笑)

今回は先行上映として「キンちゃんのふっさり」「決め台詞を考えよう」「てるてるリュウタ」のうち一本を上映してくれるとのこと。
ではどれを上映するかは…なんと衛星中継会場も含めた21か所から1か所をくじできめ、、そこのお客さんの反響できめるとのこと。
超お手製のくじボールが入った抽選箱が運ばれてきました。くじをひくのは関さん。
なぜか箱の周りをぐるぐる回り始めます(笑)
「マジックでも始めるんですか?」という鈴村さんの突っ込みでようやくくじを引く気になったらしい。
大げさに手を突っ込んで、必要以上にぐるぐるかき混ぜてます。…と?
関「あの、なんか、今こうぬめっとしたものが…
遊佐「ああ、お約束ですよね、こういうとこだと」
鈴村「蛇かなんか入ってますよ、今撫でてるやつ。箱の下からでっかいのが出てくる」
皆さんあしらい方が適当すぎ(笑)流石に2年近くタッグを組んでると、突っ込みタイミングも絶妙です。

で、「決めました!はい、もうさっきから決めてたこれにする!」と関さんが引いた会場は「鹿児島」。
これまた距離的に絶妙な場所ですね。本会場東京だから。

で、鹿児島会場に電話します。
ええ。アナログ回線です^^;。なぜ?中継は衛星なのに。
関さん達は「鹿児島のみんなー見てるーー!」とか、やっぱりおおはしゃぎ。
かわいすぎる。
鹿児島会場の司会者も素敵な話し方のお姉さん。
鹿児島の皆さんに三本のタイトルを拍手の大きさで決めてもらいます。
「『キンちゃんのふっさり』が見たい方!」(ぱらぱらと拍手が聞こえる)
「『決め台詞を考えよう』が見たい方!」(さっきと同じくらいの拍手が聞こえる)

と、この拍手の大きさに舞台上総突っ込み。
「わかんないよ!」
「違いがわかんない」
「どっちが多いのか少ないのか」
人見の客席も心の中で全員同じ突っ込みをしていたことでしょう。

「『てるてるリュウタ』が見たい方!」(またもさっきと同じくらいの拍手が聞こえる)
「はい、鹿児島会場では『てるてるリュウタ』が見たいということに決定しました〜」
ええええええ?!!!!
人見講堂大爆笑。
「え、ちょっとまって、どうやって決まったの、今?」
「全部おんなじに聞こえた」
ここでとどめの一言。
鹿児島、20人位しかいないんじゃない?
人見の司会のお姉さんは必死にフォロー。
「すみません、まさかここまで拍手の音が入らないとはスタッフ一同思ってなかったんです(笑)。てっきり電話で大丈夫かと…申し訳ありません」
いえいえ、お姉さんは悪くありません。
いまだかつてこんな企画やった人はそうそういないんでしょうから、わからなくて当然です(笑)

なにはともあれ、決まったのは確か。
というわけで『てるてるリュウタ』の上映です。
そう、この作品関さん脚本なんです。
私は事前の雑誌等の情報で、三本のタイトル出た時点でそれぞれ誰が書いたか見当がついていたんですが(関さんはリュウタをメイン、鈴村さんはモモをメイン、4人全員自分のキャラをメインにしなかった、モモをメインにした人は二人いたという情報。なんだか推理パズル(笑))、やはり始まった瞬間「脚本:関俊彦」と読み上げられたのはちょっとおおっと思いました。
内容は買ってください、ということで割愛。
とりあえずウラ=ネタキャラは全員の共通認識なんですね(笑)

上映が終わり、柴崎監督も登場したところで、脚本の関さんに裏話をインタビュー。
「机の前でワープロ…パソコンに向かってずっと考えてたんですけど、1行も書けなくて、娘に「書いて」とお願いしたら、テストがあると断られました」
関さん…(笑)
「で仕方ないので、リュウタをメインにしよう、というのは決めてたんで書き始めたら、今度は長すぎちゃって。(1分以上オーバーしたらしい)監督に「ええい、切れるものなら切ってみろ!」と出したら、案外ばっさりと切られてました(笑)」
遊佐「そうなんですよね、この方、容赦なく切りますよね。僕のも切られました」
柴崎「それが僕の仕事ですから。関さん達らしさを残しつつ、いかに作品として時間内に収めるかという」
それから、鈴村さんにも「切られた?」と話が及ぶと、
「僕は「オチを変えてください」と言われました」という素晴らしいオチ(爆笑)
遊佐さんの「僕が一番最初に脚本を上げたんですけど。それは、僕はフリーなのでプロデューサーから直接依頼とかがくるんですよ。そのプレッシャーに耐えかねて真っ先に書き上げました」とか、
「誰もウラをメインにしなかった」とか、関さんの「オチを変えてくれと言われた鈴村君が一番危険なシナリオだったんだ」「いえ、一番危ないの書いてるのは東映さんですよね?」とか、いろいろ面白い裏話をしているうちに、話題は今この場にいないあの人のことへ。
「てらちゃんがこの話受けちゃったから」
「僕たちの仕事増やして(笑)」
「そうですよね(笑)」
などとネタにしていると、なにやら下手袖から緑色の懐かしい形のアナログ電話が登場。
ダイアル式でこそありませんが、あの形の電話です。
司会者のお姉さんが外されていた受話器を受け取ります。
「もしもし?」
「泣けるで!(うわーーーというすごい拍手と歓声)」
長岡会場に来ていたてらそまさんと生電話です。
てらそまさん、「明日が千秋楽」「この後は九州へ(だったかな?)」とか自分の芝居を宣伝しまくりです(笑)
関さんも自重してたっていうのに(笑)
鈴村「今聞きました?!この人、宣伝しましたよ!!衛星回線使って全国に宣伝してます(笑)」
終始言いたい放題の宣伝で終わったてらそまさんのマイペースぶりに、人見組は少々お疲れ気味(笑)

最後に監督からのコメント。
「今回は関さんの強い要望で、ダブりがなくなりました。皆さん、関さんに感謝してください(笑)」
前回は1BOX12枚入りで、本編は10作だったので必ず2枚はダブり(下手すると3枚同じもの)だったのですが、今回は関さんの「それじゃ買ってくれるお客さんに申し訳ない!」という鶴の一声で12作(劇場版合わせて13作)収録したのだとか。
会場の大拍手に関さんは自席から立ち上がってえっへんと胸をはってました。かわええ。(もういい)
「あと、本編脚本の小林靖子さんも何本か脚本を書き下ろして下さってます」
豪勢だなぁ。

3につづく。
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