「劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン」公開記念スペシャルイベント
さらば仮面ライダー電王 スペシャルイベント
−さらばイマジン! 日本全国クライマックスだぜ〜!!−  レポート


2008.10.12(日)昭和女子大学人見記念講堂

出演:佐藤健(特別出演)、桜田通、松元環季
   関俊彦、遊佐浩二、鈴村健一、てらそままさき(電話出演)
   高岩成二、伊藤 慎、横山一敏、おぐらとしひろ、金田進一、永瀬尚希、永徳(特別出演)、岡元次郎(特別出演)、
   金田治監督、柴崎貴行監督(特別出演)、田崎竜太監督(特別出演)、白倉伸一郎プロデューサー(特別出演)
   モモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロス、ジーク、デネブ、仮面ライダー電王ライナーフォーム、仮面ライダー電王ストライクフォーム(敬称略)


葉月さんのこの一か月ほどのイベントレポート率(≠イベント参加率)は過去最多だと思います(笑)

見てください、上に書いた出演者。
出演が公表されておらず当日参加したキャスト・スタッフだけで7名。通常ならそれだけで十分イベントが成立する人数です。
特別出演キャスト以外も、当日の日中別のイベント・仕事をこなしていたキャストもいたのに、このイベントのためにスケジュールを調整して駆け付けたということで、この作品がどれだけ愛されているかわかるかと思います。
普通別のイベント二本掛け持ちとかやらないよ^^;二回回しならともかく。

というわけで、本当に電王らしく『てんこもり』なイベントでした。
なんていうか、こんなにサービス精神旺盛でいいのか。無駄に自分たちの首絞めてないか、東映さん(笑)

M師匠に当てていただいた席がとんでもなく良席で、前方センターブロックの更にど真ん中、しかも前列は  バイヤーが失敗したのか 2席並んで空席という涙がでそうな絶好ポイント。
まあ、通路側は通路側で美味しいだろうことは予測済でしたが、それよりも目的は関さんなので、かぶりつきで見られるかどうかが重要。

【スーツアクター編】
開場は若干押していましたが、全国20か所の映画館での衛星中継の都合もあり、定刻にイベントスタート。
いつもお馴染みの司会者のお姉さんの素敵な前説のあと、舞台にはデンライナー(?)な書き割りが。
すっと開くとデネブ登場です。
「あー、まだメイクも済んでないのに」とさりげなく笑いをとるエプロン姿のデネブ。
謎の買い物かごからメモを取り出し「契約者に言いたい一言」をいえと言われたと。
「俺の契約者といえば桜井だけど…まあ侑斗も契約者みたいなものだし。侑斗に言いたいことはたくさんあるぞ。まず金遣いが荒い!あるとすぐ使ってしまう。一万円で一か月の食費を賄うのは大変なんだよな…」なんだか話がそれていきます。とってもデネブです(笑)
「俺の作った服は着てくれないし」とり出したのは「さくらいゆうと」の名札がついた体操服。謎(笑)
そりゃ侑斗も着てくれないだろう。てゆうか良太郎でも微妙かも(笑)ハナさんは絶対無理。
「それから、これも!侑斗、好き嫌いは良くない!(さっと大きなシイタケを取り出す)」
細かく刻んでもいつもバレてしまうというデネブ。でも今日は自信があるらしい。
「いくら侑斗でも出汁に使ったシイタケまではわからないはず」
と、帽子に紙が。
「バーカ。しいたけ入れんな!ゆうと」
バレてたーとデネブ泣きながら退場です。

続いて出てきたのはリュウタ。ここからのボイスオーバーは生声っぽい。
「今日は『けいやくしゃ』に何か言うんだって。だから呼んじゃうよ。おぐらさーん!」
なぜ(良太郎ではなく)自分が出てきたのか、説明するおぐらさん。
「だって、けいやくしゃ…すげー役者…げーやくしゃ…けーやくしゃ!ほらつながった!」
ちょっと…だいぶ無理がある気がしますが(笑)

「それはちょっと…無理があるんじゃないかな」エロい声で登場はウラタロス。
「わーいカメちゃんカメちゃん」とはしゃぐリュウタは覚えてるんだけど、ここでウラ@遊佐さんがおぐらさんに何を突っ込んでいたのかは忘れた。なんか無茶言ってた気がするんだけど。

この流れでてっきり次は永徳さんが呼ばれるものと思っていたら(このときはナチュラルに永徳さんが出演予定になかったことを忘れていた)、
おぐら「呼んじゃいます?あの方」
で、呼ばれたのはミスター仮面ライダー高岩さん。
高岩「お前ら、リュウタロスとおぐらが一緒にいたりしたら、俺たちが中に入ってないってばれちゃうじゃないか!」
おぐら「あっ…でもいいんです、今日のお客さんは特にコアな方たちだからそんなこと気にしないんです!」
…『中の人などいない』はどこへ(笑)
どうでもいいことかもしれませんが、○○タロスのイントネーションは声優さんとスーツアクターさんやスタッフさんで違うんですよね。
声優さんは「桃太郎」のアクセントで二文字目にアクセントを置いて、タロスは下がる。
アクターさんは「モモ!」と呼び掛けてる時のアクセントで一文字にアクセントを置いてタロスは下がる。
なんか細かいことなんだけど、すごく新鮮な響き(何度か聞いてるけど)でした。

リュウタ達が見守る中、気づけば舞台上は高岩成二オンステージ(司会進行は当然おぐらさん)に。
ガワをつけずに歴代仮面ライダーの変身ポーズを取る高岩さんは、本当にミスター仮面ライダーです。
「休ませませんよ〜」とやけにうれしそうなおぐらさん、ぽんぽんとお題を出していきます。 アギトから電王ストライクフォームまでいったいいくつやったんでしょうか。
半分もわからないけど、ほんと格好良い!!
…と、あれ?いくつか「飛ばして」と意図的に飛ばしたの以外に、何か忘れてませんか?
ここで猛ダッシュで逃げだそうとする高岩さん。
捕まえるリュウタ達(笑)
「逃がしませんよ〜」とうれしそうなおぐらさんの出したお題は、とうぜんあれ。
「電王クライマックスフォーム!」(今、素で正式名称としててんこ盛りフォームと書こうとした自分、大丈夫か(笑))
嫌がる高岩さんを無視して伝説のクライマックス登場回のあのシーンから切りだした音声が始まると、しぶしぶそれに合わせて演技です。
やっぱり生で見てもすごいわ、あれ。
最後ばたーんと倒れるところまで完璧に再現してもらいました。お疲れ様です、高岩さん。

「まだまだ続きますから。お水飲んでください、高岩さん。高岩さん休憩中ですが、続いてはイマジン達の演技を…」と、このあたりで赤い方登場。
「やい、高岩!」とモモタロスさん、のっけからおかんむり。
その原因はと言えば、
「お前、楽屋で俺のプリン食っただろう!」だそうで。
「もう関俊彦はお前の演技に声を当てねーぞ、俺は帰るっ!」と帰ろうとしてしまいます。
一人ならともかく、リュウタをプリンで釣り、ウラを「プリンちゃん(プリンプリンちゃん?)」で釣り、ついでに高岩さんも「プリンプリンちゃん」で釣りあげそうになりますが、これはおぐらさんが阻止。
ちなみにリュウタの「僕、あんこよりプリンの方がいいもん」は、微妙に分かりにくかったです、おぐらさん(笑)

とはいうものの、イマジンの皆さんが一斉に帰ってしまったので、残ったのは高岩さんとおぐらさんの二人だけ。
二人で困っていると、そこにコハナちゃんが登場です。あいかわらずキュート。
「何やってるのよ。私にとっては、その声で演技してるあんたたちがイマジンなんだからね、さっさとやりなさい」
と、台本を押しつけて本人はさっさといなくなってしまいました(笑)

というわけで、ガワも吹き替えもない、「モモタロス&リュウタロス・生」状態でのデンライナーでの収録の再現が舞台上で行われることになりました。
気づけば舞台にはひとり、またひとりと増えていて、予定になかった永徳さんやら次郎さんまでそろってしっかりデンライナーですよ(笑)
福山雅治の物まねをする高岩さんとか、デネブエプロンをつけて出てきた伊藤さんとか、一瞬素に戻ったのをここぞとばかりに突っ込まれる永徳さんとか、嬉しそうに舞台に寝転がる次郎さんと永瀬さんとか、緊張しまくってる金田さん(金田監督の息子さんなんだそうですBYムック本)とか、出てくるだけでカッコいい横山さんとか、このあたりはぜひDVDノーカットでお願いしたいところ。
なんていうか、もうこのあたりはかなりカオスなので、ほんとにVTR見てほしいです。(笑)
最後のライダー全員集合は鳥肌ものでした。金田さんのいじめられっぷりも含めて(笑)
(2に続く)
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