ネオロマンス・フェスタ 金色のコルダ 星奏学院祭2 レポート

2009.3.15(日)昼・夜

出演:高木礼子(日野香穂子役)谷山紀章(月森 蓮役)伊藤健太郎(土浦梁太郎役)福山 潤(志水桂一役)
森田成一(火原和樹役)岸尾だいすけ(柚木梓馬役)宮野真守(加地 葵役)日野 聡(衛藤桐也役)佐藤 朱(冬海笙子役)
石川英郎(金澤紘人役)小西克幸(王崎信武役)内田夕夜(吉羅暁彦役)水橋かおり(リリ役)

室屋光一郎(月森 蓮役/ヴァイオリン)松本有理(加地 葵役/ヴィオラ)依田真宣(衛藤桐也/ヴァイオリン)若狭直人(チェロ)


※二日目帰宅後に書いたメモから起こして、かなり経ってから記憶で書いているので間違っている場合があるかもしれません。ご了承ください。


昨日に引き続き、ドラマは文化祭のイベントの話。
なんか若干気が抜けたのか、昼の部は皆噛みまくり、ぐだぐだでしたが。
夜は夜で予想通り大暴走。ある意味予定調和。

土曜日は出し物がお芝居でしたが、日曜日は冬海ちゃんの提案で「イケメン音楽喫茶」をやることに。
この出し物が冬海ちゃん提案というところがポイントです。

先生「おまえら、よく承諾したなぁ」
加地「日野さんがやりたいっていうなら、僕は協力します!」(加地はやっぱり加地だった。っていうかまもちゃんが加地だった(笑))
月森「…俺はいまでも納得していませんが」
理事長「(冬海に)これは本当に君の提案なのか?」
冬海「私が悩んでいたら、お友達が雑誌を持ってきてくれて、最近はこういうのがはやってるんだよ、と教えてくれて…」
理事長「…友達は選んだほうが良いと思うがね」

理事長、あなたが言いますか!(笑)そう思うなら無茶ぶりしないであげてください(笑)

昼の部では準備が進み、試作品を確認して出店許可するかどうかを決めると言う先生と理事長。
試作品を前に、食べる前から美味しそう、売れるの間違いなしと絶賛する金やんに対し、食べてみなければ売れるかはわからないと反論する理事長。
先生「固いこといいなさんな。こんなに旨そうなんだからいいじゃないか」
理事長「私には責任があります。大体金澤さんは昔からそうでした。あの時も…」

なにやら金やんは大昔にプリン入りたこ焼きとか怪しいものを作っていたそうです。

理事長「大体、あれはたこ焼きじゃありません!たこがはいっているからたこ焼きなんです!あれで私は見た目で判断してはいけないと学んだんです!」
先生「そんな古い話をいつまでも!お前はしつこいんだ!細かいことにこだわり過ぎなんだよ、いいじゃないか見た目がきれいなら旨いに決まってる!」

…まさかこんなくだらないネタで、しかも大人組の対立が来るとはだれも予想しなかったと思います。
なんか、でも、あるかもしれない、とちょっと思ってしまった(笑)
高校時代の吉羅は、金やんに頭上がらなそうでしたもんね。

夜の部は、更にびっくり。
まさかの冬海ちゃんVS志水君でした。

冬海「先輩のお菓子は美味しいんです!マドレーヌとか、クッキーとか一生懸命レシピ考えて…」
志水「…和菓子がいいと思う。みたらし団子とか」

この二人は自分の中で次点予測だったんですが(本命は柚木VS志水だった)実際見ると破壊力が半端ないです。
香穂子をかばって、必死に立ち向かう冬海ちゃんにびっくりです。
四公演で一番観客席から驚きの叫びが上がってました。ええええ?というどよめきが(笑)
昼公演もかなりびっくりしたけど、笑いの方が大きかったから。
あまりの客席の動揺の反応に、舞台上のキャストも逆に驚いたようで、多分アドリブでそれぞれのキャラが「あの冬海さんが…」的なセリフを入れていました。
…あれだね、志水VS柚木の場合、中の人のアドリブ対決が暴走した場合に、キャラ的に止められる人がいなかったから、怖くて止めたのかもしれない(笑)
じゅんじゅんと岸尾さんがガチでアドリブ対決したら、止められる中の人は石川さんだけな気がする(笑)
結局柚木さまは対立メンバーにはなりませんでした。
お約束LRがあったんだから、むしろガチで柚木VS加地とかも見たかった気もちょっとだけしましたが。
…まあ、怖いからいいです(~_~;)

本編的にいえば、本当は志水君は和菓子よりも洋菓子の方が好きそうなんですけどね。
栗のムースが好物とか出てくるし。
あと、冬海ちゃんじゃないけど、香穂子が作ったものを志水が否定することはあり得ない気がする(笑)
ま、そこはそうしないとドラマがなりたたない演出の一環ということで。

校門前でバイオリンを弾く展開も、衛藤がくる展開も昨日と同じ。
ただ違うのは、昨日は踊ってたのはリリ@水橋さん一人だったのが、今日は香穂子@高木さんが素晴らしいエアバイオリン(本邦初公開)を披露してくれたことと、昼の部では衛藤のセリフが若干変化。
エアバイオリンで踊り狂う香穂子@高木さんを見て(設定上、衛藤にリリは見えないので)、素で唖然とする衛藤@日野君がかわいかったです。
さすがに夜の部では免疫付いたみたいで、若干セリフではなく演技でアドリブしたりもしてました。
日野君の芝居の感性はすごく良いみたいですね。さすがコーエーのお墨付き(笑)
あ、リリがロールケーキネタのアドリブ飛ばしてたのもここだったか。これも夜の部。

昼はこんな感じに変わってました。
衛藤「文化祭の出し物、上手く行ってないんだってな」
香穂子「そうなの。理事長が金澤先生と喧嘩しちゃって、準備が止まっちゃってて…」
衛藤「暁彦さんが喧嘩?ありえないだろ。あの理性的な人が」
香穂子「……」
衛藤「…まさか、本当に?」
香穂子「お願い、衛藤君。衛藤君の言うことなら理事長も聞いてくれると思うの。協力して!」

夜の部は大体昨日と同じ流れに戻ってました。

香穂子がメンバーを呼び出して仲直りさせる展開も同じ。
昼の部で全員に好物を聞いて回るところで、
火原「カツサンド!…もだけど。一口肉まんかな」
月森「特に好きなものがあるという訳ではないんだが…。敢えていうなら無糖のヨーグルトはよく食べる」
などというあたりは、歓声が上がってたかな。

文化祭当日。
イケメン喫茶のウエイター担当、昼の部は加地、土浦、火原。夜の部は柚木、月森、志水です。
ウエイターでない方は演奏担当らしいです。
ウエイターさんはいろいろ大変。
そつなくこなす加地、柚木。
なんとなくぎこちない土浦、月森。
人気はあるけど、危なっかしい火原、志水。
それぞれ一人づつ出てきて、一言注文を取って去っていくだけなんですが、短い中にも萌えがきっちり入っていて、さすがわかってらっしゃる(笑)
…個人的には志水君は最後『にこっ』があったら完ぺきだったのに(笑)じゅんじゅん、惜しい!(笑)
ウエイター担当でない方は、理事長のダメ出しが入りました。
パフォーマンスが物足りないそうです。
で、香穂子の提案で演奏後礼をしたあとに投げキッスをすることに。
客席大騒ぎです(笑)
うん、よくわかってらっしゃる。
夜の部では投げキッス対決はほぼ全員。
いきなりの指名に固まるいとけんさん、謎の準備運動を始めます。
やっぱあれだけやってても生は恥ずかしいものなんですかね。
初回イベントでいきなり投げキッスさせられた日野君はともかく。
日野君、思ったよりは普通にやってましたけどね。
さりげなく「〜にゃん」とか、かわゆすぎて萌え転がった。
なんかコルダメンバーは「ノリがいい人」というのが条件なのかもしれない(笑)

自分は来ないと思って安心してた王崎@こにたんは、「恥ずかしい」とかキャラで逃げようとするも、理事長@夕夜さんの更に強引なキャラで押し切られてました(笑)
夕夜さん、自分が日野君にやらされた(多分キャラ的には金やんか衛藤しか理事長には振れないだろう)からって理事長もキャラ違うから(笑)
あと観念したひでろーさんのぶち切れっぷりもすごかった。金やん豪快です(笑)

歌はあいかわらずゴージャス&皆楽しそう。
加地歌はまもちゃん+松本さん、衛藤歌は日野君+依田さん。月森歌はきーやんと室屋大先生だけじゃなくて弦楽四重奏だったのはゴージャスですよね。
なんか、でも、月森曲に気合が入るのはなんかわかる気がする。とはいいつつ、土曜の方がキャラ入ってて嬉しかったけど。
二日目はわりと志水@じゅんじゅんの見せ場が少なく、唯一の見せ場のソロ歌は客席を照らすライトの逆光で全く見えなかった。今回唯一残念だった。客席を照らすのはトークの時だけでいいよ。なんで歌の時に逆光にしなきゃいけないんだ?
でも、昼公演のEDでじゅんじゅんまさかの「今回初めて歌って良かったと思った。ハレルヤの時に楽しかったんです」発言が。
いつも歌だけはいやだーと公言してるのに。なんかすごくうれしかったです。やっぱり歌ってる人が楽しいと、聞いてる方も楽しいよね。


インパクトが大きかったのは二日目の夜のゲームコーナーは聖徳太子ゲーム(多分こんなタイトルじゃなかった)。
一人が言っている正しい答えを、同時にしゃべる他の人の妨害に負けずに聞きとるというゲームです。
で、この回の賞品が…キハチの特大ロールケーキ。
スイーツといえばこの人、夕夜さんの目の色が変わりました(爆笑)
昼はモーツァルトヅラだったんだけどね、賞品。こにたんが執事服なので異常に似合ってたんだけどね。
ちなみに一日目昼の賞品は一口肉まん、夜は横浜港開港150周年記念キャラクターたねまるくんTシャツ。

で、本気モードになった夕夜さんと漢(え?)高木さんのガチ大声バトルです。
これは是非DVD化してほしい!なんていうか、みてもらわないとわからないよ、この臨場感(笑)
でもって、このゲーム、こにたんがものすごく得意なようで、ほぼ確実に当ててきていました。
うん、こういうのって得意な人はすごく得意なんだよね。
最後じゃんけんで勝敗が決まることになり、「(リリは)魔法が使えるから」という理由で無理やり選出された水橋さんとスイーツかかって本気な夕夜さんが対決。
…負けた水橋さんはその後のドラマ後半にもかなりネタをひきずっていました。
「吾輩もロールケーキ食べたかったのだ!吉羅暁彦に(衛藤が来たことを)言ってくるのだ!そうしたらきっと分けてくれるのだ!」
「…ケーキ店の名前を間違えるやつに分けるロールケーキはないと言われたのだ。吾輩悲しいのだー」
(水橋さん、楽屋に別の差し入れロールケーキがあり、それと言い間違えたそうです…ってアドリブ用に作ったネタじゃなくてガチなんだ(笑))
キハチのロールケーキはマジで美味しいと思います、ええ。


アフレココーナーは、なぜかまもちゃん一人だけハブられるという回があったのに爆笑。
むりやり最初のトークつけてるんだから、そっちに組み込むか、誰か外せばよかったのに。
あと無言の王崎先輩のアドリブがすごかった。
昼の部の「バイト間に合うかな」に続く夜の部の「玄関のカギかけたかな?」で場内唖然・大爆笑。
それに味をしめたまもちゃん、加地が衛藤に嫌みで「王子様」と呼ばれたシーンで「ありがとう」と返す場外ホームラン。
この天然さ、加地です。てゆうかこの日はまもちゃんが加地でした、ええ。


そんなこんなであっという間にエンディング。
ほとんどの人が四公演すべて違う衣装。中には一公演で数回着替えた人もいましたが、千秋楽公演はすごかった。

こにたんは王崎のコンサート衣装コスプレ(=白燕尾)。
ひでろーさん&佐藤さんは金のジャケット&ドレスをコルダ専用服として新調したそう。
特にひでろーさん、昨日早退して行った仕事後(ってどんだけ深夜なんだ…)に受け取ってきたんだけど、やっぱり着る勇気がなくて仕舞ってしまったところ、舞台裏で小西さんのコスプレを見てやっぱり着ようと思って、あわてて着替えたそうです。
近くにいた森田さんに着替え手伝ってもらったとか。(で、「これが本当の出オチです」と言っていた)
なんかここまでやってもらうとファンとして申し訳ないくらいの気持ちになりますね。

森田さんの「幻のイベント」発言を聞いて、ああ、そんなに経ったのかと感慨深く思ってたら、会場の反応が「え?何それ?」みたいな反応の人が多くて驚いた。
私の席の近くでも同じ列で連れ以外は一人くらいしか(ああ、あれ。)みたいな反応してなかったから、そんなに知らない人が多いんだね。普通にゲームからの人なら皆知ってると思ってた。アニメ以降の新しいファンが多いのか?
…余談だけど、今あのメンバーであの企画やったら瞬速完売だろうね。PC版無印コルダ発売当時、コルダファミリーで名前売れてたのって小西さんとひでろーさんだけだもんな。それが今や超売れっ子声優の宝庫。K社の声優先物買いの目だけは確かだ。
あと、高木さんにやたら「かっこいい!」「男前!」と声援が飛んでいたのに対し、男性陣が立場なしという感じでへこへこ謝ってた印象が(笑)
まあ、実際「れいこさーん」というコールに、きびきびと「ありがとう!(すちゃ!)」と返すのはかっこよかった(笑)

最後の挨拶はこんな感じ。まあイメージで。正確にはDVDで確認してくださいな。

二日間出られてうれしい。明日も明後日も10年位ずーーーっと続けてられたらいいのに。この衣装はコルダのために新調しました。(石川)
ありがとうで体中がいっぱいです。皆さんへのお礼で(王崎の)コスプレしました。まだ見ていない人はゲームで見てください。(小西)
前回の学院祭はまもちゃんと二人別室で、今回の日野君と同じ気持ちだった。今回前で演じられてうれしい(内田)
泣いてしまってごめんなさい。力をもらいました。この衣装は石川さんと同じくコルダ専用ドレスです。(佐藤)
まず…4回来てくれた人どのくらいいますか?…満足行く演技ができなくてごめんなさい。このままではリベンジできないので次またやります(水橋)
初めて参加で、事前対談で夕夜さんと谷山さんに『みんなすごくあったかいよ』と言われていたのをすごく実感した。これからもがんばります(日野)
あーりーがーとぉーーー!!!(高木)
なんか…よくわかんないけどすごくうれしいですね(宮野)
投げキッスとか大変で…(やってとコールがあり、仕方なくもう一度投げキッス)…これが本当の藪蛇というやつですね。心の力・・・しんりょく?こころぢからはすごいです。テンパってる時は「落ち着こうか」(岸尾)
人が集まらなくて中止になった幻のイベントというのがあって…でも今回は1分完売だったんです。本当にここまで成長できてうれしいです(森田)
皆さんが作品を愛してくれて、僕らが作品を愛して、その愛をこうやって確認しあう。もっとコルダを愛してください。そしてまた愛を溜めて、ここに愛を確かめに来てください。僕たちももっと愛します(福山)
コルダ「ファミリー」でよかった。僕たちは『ずっと卒業しません』ずっと学院生です。(伊藤)
また絶対帰ってきます(谷山)

ダブルアンコールのHappy TimeはG線上のアリア(でいいんだよね?原曲。)の弦楽アンサンブルから始まるスペシャルバージョン。
弦楽四重奏組は最後はペンライトも振ってくれました。
キャストとハイタッチもしててすごく仲良さそうに見えて楽しかったです。
うん、もう大先生達演奏者もコルダファミリーだからね。


本当に幸せな空間でした。
良くわからないたとえになるけど、一回目の時は満腹で幸せ、もう食べられないという感じ、今回は爽やかにデザートまで食べられた、という感じ。
本当に良いイベントでした。
また学院祭で会いたいですね。
一日目  
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