他愛ない会話
「今日、鷹通と女性論を語ってきたよ」
「女性論、でございますか？」
「そう。ああ見えて鷹通は女性には優しいとみた。相変わらずからかいがいのある男だ」
――――― 一瞬の空白。
「では、友雅殿は女性に本気になられたことがおありなのでしょうか？」
「さてね。藤姫はどう思われる？」
「どう、と申されましても。…友雅殿は女性に冷たいお方、というのが女房達の間の評判ですわ」
「私はあなたに聞いているのだよ……」
全身が硬直した。心の奥底を覗かれた様でふいに抱きしめられてもあらがえずに。
「こういうことをする私は、やはり優しくない男なのかな？」
「友雅殿！！」
今はなき、水晶月のチャットキリ番を踏んで華月様から頂いた友さま＆藤姫ちゃんです。
なんというか…もう、らぶらぶ過ぎて見てるだけで幸せｖｖ
泣けるほど藤姫ちゃんがかわいいです。
勢い余って書いてしまったショートのモチーフは、コミックス5巻、五月待ちたる花橘の香です。
あいかわらず私の書く藤姫は10歳じゃない…いや、藤姫ならこのくらい？（苦笑）
華月様、素敵な作品をどうもありがとうございました♪