<81プロデュースオリジナルドラマCD>「枯れ井戸スコープ」発売記念イベント レポート

2008.9.7(日)一回目 星陵会館(永田町)

出演:櫻井孝宏、中尾隆聖、関俊彦、木原浩勝 (敬称略)

イベント告知が出た翌日にすっとんでいって応募券を確保したのに、締切当日まで応募を忘れ去っていたこのイベント。
こんな状態でまさか当たるとは思わなかったのですが、なぜか当選したので行ってまいりました。

本日の東京の天気予報は、「晴れ時々雨」。
そう、最近はやりの「ゲリラ雨」な予報です。
しっかり晴雨兼用の日傘と万が一に備えての100均雨合羽を鞄に詰め込み、いざ永田町へ。

会場付近に到着したのは12時40分位。
座席抽選と開場が13時半と言っていたので、まあ一時間くらい前かなぁと予想して行ってみると、予想外に待ち人数は少なかった^^;
40人位?
キャパが確か250人位なので6分の1くらいか。
…そういえば最近関さん出演のこの手のイベント少ないから忘れてたけど、関さんファンだと結構時間ぎりぎりに集まる方が多いんだったっけ。
20分ほど待ち、13時すぎに係の方が登場。
抽選待ち整理列を作り始めましたが、かなりてきとー(笑)
整理番号ってなんだっけ?という適当さで、とにかく「二列に並べばOK」という。
私は何となく会館の玄関前あたりに立ってたので、そのまま歩道側に移動して列の割と前の方に並ぶことになりました。
(まさかこれが後の命運を分けるとは(笑))
整列を始めた係員はあまり待たせるのを気の毒に思ったのか、あわや並べ終えた時点で抽選始める勢いでしたが、さすがにそれはそのほかの係の人に止められてその場でしばし待つ。

と、紺色の車が通りました。
あの場所に行ったことのある人はよくわかると思いますが、会館前の道は急な狭めの坂道です。
土日ともなればぶっちゃけ近所の人とあの会館に用のある人位しか通りません。
もちろん、私が待っていた30分間で通った車は会場に来たファンが乗り付けたタクシーを除けば一台だけでした。
その位車通りの少ない道。
そんな道をよく通るなぁと何となく目でその紺色の車を追っていると、なんと会館前に停車した!
この時点でもまだファンの子の誰かが自宅の車で送ってきてもらったんだと、周囲は全員思っていました。

あれ?
でもあの車、「会場の玄関前に入っていってるよね??」「なんか通用口(なぜか正面玄関隣にある)から人が出てきたよ?」(このあたりでざわつき始める)
その車はよく見ると後部座席にスモークが貼られているのです。で、おかしいなと。
車が完全に止まりました。光の加減でスモークの向こうの人が見えました。

うわ、関さんだ!!!

なんというベストポジション(笑)車が斜めに付けられているため、ちょうど関さんがこちらを向いて車を降りることになり、まあよく見えること。
向こう側からは櫻井さんが降りてきました。
整理列は静かにきゃっと悲鳴も上がってます(笑)
お二人ともちらっとこっちを見て、おっ?という顔をしてからそのまま通用口に消えていかれました。
思わずとなりにいらした全然知らない方と顔を見合せて「すごいですね…」と呟いてしまいましたよ(笑)


そんなサプライズがありつつも、抽選時間。
私が引いたのは5列目の端の方という非常に良いんだか悪いんだか微妙な場所。
んーなんというか、会場が狭いんだからもっと後ろで中央の方が良かったかもなぁ。と微妙にへこむ。

会場内に入ると、なぜか流れていたのはルヴァ様のキャラソンだった(爆笑)
そのあとも関さんの曲が古いのから新しいの(私がわかった範囲ではブリーチの石川さんとのデュエットまで流れてた)まで入場中ずっと流れ続けてました。
…なんか他にBGM用意しろよ81、と思わなくもない。
実はBGMネタはほかにもあったのですが、それは時系列で後ほど。

大体の人が入場し終えると…まだ10分前なのになぜかすごく静かです^^;
その頃にはなぜかBGMも止んでいたのでしゃべる声が響きそうで、みんなものすごく小声で話している位。
普通イベント開演前っておしゃべりする声とかで結構うるさいと思うんだけど、関さん関連のイベントだといつもこんな感じで静かなイメージがあります。
必然的に観劇慣れしてる人が多いからかな?

定刻になり、暗くなります。
天の声としてCDと同じように、ストーリーテラーの中尾さんが語り始めます。
聞いていない方の為に説明すると、「枯れ井戸スコープ」は一言で言ってしまえば「世にも奇@な物語」風。
主人公の「男」が櫻井さん、謎の声「X」(関さん曰く「ちょめ」)が関さん、ストーリーテラーが中尾さんという配役です。
木原さんは脚本を書かれた、元ジブリの方。

以下いい加減な記憶でなんとなくOPトークを再現。

中尾「本日は私のコレクションルームにようこそ。今日は随分人が多いようですねぇ。」(ここで会場内笑)
櫻井「ここはどこだ!…なぜこんなに暗い?そしてこの大勢の人の気配は!」(会場内爆笑)
関「ふふふふ…相変わらずだな…」(謎の声、結構マジで怖いです(笑))
櫻井「誰だ!お前は?!」
関「ふふふふふ…教えてあーげないっ♪」(場内爆笑)
櫻井「ちょっ!おい、CDとキャラが変わっているぞ!!」(更に爆笑)
関「これはイベントだ。そんなことがあってもよかろう」

声のトーンはわかりやすいところでいえば、
・中尾さん:いつもの淡々としたナレーション風
・櫻井さん:某クルルギさん熱血バージョン
・関さん:魔王モード忍様
あたりでしょうか。

OPトーク明けに、4人がぞろぞろと登場。
上手から木原さん、中尾さん、関さん、櫻井さんで、櫻井さんが今回司会進行らしく進行台本らしいものを持ってます。
ついでに櫻井さんの前にはマイクスタンドも用意されたのですが、なぜかはめられずそのままマイクを持ち続ける櫻井さん(笑)
(その後スタッフが出てきてスタンドを取り換えていました)
…ってあれ?トークショーなのに椅子が出てこないってことは、もしかしてものすごく短いか、なんかコーナー仕切るのか??
嫌な予感的中。実質きっかり30分しかありませんでした。
で、木原さんがこれまたよくしゃべる方で、関さん・中尾さんはほとんどトークなしという。
それでも櫻井さんは頑張って仕切られてたと思います。

覚えている範囲でトーク内容。
・ライナーノート時点では、最後は完全に逝ってしまったプロットだったと話す木原さんに、「・・・この台本でよかった」と櫻井さん。
・(「男」は)もっとキチガイだったんだよ!と放送禁止用語を連呼する木原さんに
「ま、DVDにならないですからね、このイベント」と呟いたのは関さん?櫻井さん?口調的には櫻井さんか。
・声優=役者の限界に挑戦してもらいました。この人たちならできる!とか無茶言いましたが、よいものが出来て良かった!と喜ぶ木原さんに役者陣全員苦笑い
・「男」の良心=「女」はこのCDを聞いているあなたです
・自分しか知らないはずのことを知っている人が現れたらどうするか?という質問
木原さん「逃げます」
中尾さん「とりあえずなんで知ってるのか辺りをつけて聞き出してみる」(ここで木原さんと打ち合わせたかのようにショートコントが始まり、櫻井さんと関さん爆笑「なんで打ち合わせたみたいにやってるんですか!」「いや、よくある話だから」)
関さん「僕も多分逃げます」「仮に、過去にひどいことをしてしまった女性が目の前に現れたら逃げますよね?」中尾さん「関にそんな過去があったとは知らなかったな」
あと「悪意があるか確かめる」とも言ってたかな。「で、好意をもたれていたらものすごく懐くの」といって犬っぽく懐くふりをすると、櫻井さんに「そんな関さん見たことないです」と冷静に突っ込まれていた(笑)
櫻井さん「僕は、そういう人に「会いません」。スケジュールにないんで避けます(笑)そういうの避けるの得意なんで」中尾さん「人に偶然会うのもスケジュールなんだ!」
・もっと作品に沿った質問を、ということで「目覚めて真っ暗だったらどうするか」
木原さん「うーん…でも最近ほんとに真っ暗なことってないよね?」(関さんと中尾さんが昔はよくあったと力説)
中尾さん「もう一回寝る」←これを最初オフマイクで言ってしまったため、木原さんに「ネタかと思いました」と突っ込まれ、関さんが大爆笑する。
関さん「もう一回寝る。で、起きてまだ暗かったら、とりあえず手足を動かして確認して見る。ついでに大事なところも触ってみたりして(といきなり下ネタに突入して、櫻井さんと中尾さんがオーバーリアクション)…で、次に声を出してみる」木原さん「職業病ですね」中尾さん「で、声だしたら全然別人の声だったら怖いよね」(役者陣全員、一瞬それを思い浮かべたらしく、口々に怖いと言う)関さん「んじゃ、櫻井が声出すといきなり中尾さんの声になってるわけだ。んで、中尾さんが声出したら櫻井の声」櫻井さん「…それはそれでいいかもしれない(笑)この声でひと稼ぎ…」中尾さん「櫻井の声…それ、別に困らないな(笑)」

ひととおり意見が出揃ったところで、唐突に抽選会が始まります。
抽選箱を運んできた若手スタッフさんを関さんを筆頭にさりげなくいじりつつ、座席番号にてサイン抽選。
と、ここで何やら異変が。
それまで無音だった会場になにやら音が聞こえています。
中尾さん「何かとんでるような音?」
木原さん「誰かの携帯が鳴ってるのかと思った」
櫻井さん「抽選会のBGMのようですね」
関さん「鳴らすならちゃんと大きく鳴らそうよ、気になるよ」
と、ここで少しだけ(ほんとに微妙に)大きくなります。
中尾さん「うわ、え?おれ?」
音量が上げられた曲は、どうやら中尾さんの歌っている童謡(アンパンマンかもしれない)だった模様。
関さんはおなかを抱えて笑い転げ、中尾さんは撃沈。「もういいよっ!!」
そのあと、中尾さんの抽選中に流れて「何で歌謡曲?」と櫻井さんと木原さんが首をかしげていたのは、関さんの曲かな?(知らない曲だったけど、たぶん声はそう。かなり昔の曲とみた^^;)

抽選会が終わったところでED挨拶。別名告知(笑)。
木原さん「来週、茶風林さんたちと朗読会をやります。お寺でお酒飲みながら車座でやります。目黒警部たちとと一緒に…」(櫻井さん「それはずるいです!なんかすごくおもしろそうで行きたくなるもの」)
中尾さん「僕の告知は関から」(場内爆笑)
関さん「はい、じゃあ私の方から。(ここで腰をまげてへこへこしながら)毎度おなじみドラマティックカンパニーです…(11月公演の告知)チケットは売るほど―『売るほど』余ってますので!!」
櫻井さんは告知してなかったような気がする。
しかしこの時もBGM(別名関さんメドレー)がかかっていたので、なんとなく会場内はざわざわと気になっていた(笑)
特に関さんがしゃべってる時にバックがダブアクだったので、会場が気になって仕方無いのがわかりました。
うん、どうせなら映画告知もしたらよかったよ(笑)


時間は短かったですが、内容は和やかでそれなりに楽しかったです。
あと10分位あったらもっとよかったなぁとは思うけど。
役者陣はこの三人だとボケと突っ込みのバランスがちょうど良さげだったんだけど、木原さんが予想以上にしゃべりまくったのでね。(面白かったけど)
関さんも中尾さんも誰かがしゃべってると自分達は決してしゃべらないし、櫻井さんは二人に喋らせようと孤軍奮闘してたのはよくわかりましたがあの状態では難しかろう。
次は時間配分と呼ぶ人も考えてくれたらいいなと思います。。


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