「金色のコルダ 〜primo passo〜 ステラ・コンサート アンコール」発売記念スペシャルイベント レポート

2007.11.4(日)



イベントから相当経ってしまいましたが、自分が上げて置きたいのでレポってみる。
いつもどおり当然メモや録音などしてませんし、大分時間が経って記憶がアレなので、間違っていてもそこはフィーリングでお願いします^^;


というわけで、過日の日記で書いていた「行けるか微妙だけど行きたいし、どうせ出しても当たらないだろうと思って出してみたらうっかり当たってしまった」イベントはこれだったのでした。
うん、そういえばこの手のオタク感想を書くことが応募要綱だったものって、私結構倍率高いものでも当てていたんだっけ、と思ったのは後の祭り。
当日は仕事でしたが、2日前予定だと参加楽勝なスケジュールだったので油断していたら、前日深夜に怒涛のトラブルが発生してもう涙目。
最後は「すみません!代わりに早朝から行きますから(←もともとは午後出社予定だった)夕方早く帰してください!!」と上司と後輩に泣き落としにかかって無理矢理参加ですよ。
開演1時間前まで参加できるか微妙という危ない橋を渡っていたのでした。

ぎりぎりまで仕事していたので、会場(千代田区の某オフィスビル)についたのは開演15分前。入場抽選は当選メールの整理番号順だったはずですが、それなりに早い番号も当然ほとんど意味なし^^;
受付中ちらりと出欠表を覗いたら、その時点でほとんどの人が入場済でした。来ていないのが10人位?日曜の夕方(6時開演でした)だというのにすごい出席率。
それでも自分が最後ではなかった模様。


開演。

司会はステコンと同じ音楽監修の小山さんでした。相方いなくて寂しそう(笑)

さらっと挨拶してすぐに演奏です。 中島さん、室屋さんによるアヴェ・マリア二重奏。
おお、やはり近くで聞くと迫力が違う。
熱心なステコンファンが揃っているのか、観客の鑑賞態度もとてもよかったので(むしろ真後ろのスタッフのうるささが気になった)気持ちよく聞けました。

続いて、小山さん、谷山さん、伊藤さんに前回のステコンアンコールの感想を聞きます。
「僕も無茶振りします!」と何か違う方向に燃える小山さん。
ステコンアンコールのときのMCさんを見習うとのこと。
司会に慣れない小山さんを気遣って、(普段のイベントに比べて)優しく対応していた谷山さんと伊藤さん、ここで一気に崩れ落ちます(笑)
「では無茶振り、行きます」と月森と土浦の甘い台詞をという指令。
確かアンコールのEDの、ゲームではボイスなしの部分だったと思います。
おお、これはおいしい!と思いましたもん。

でもここで谷山さんたちからクレーム。
「てゆうか、これ俺たちのキャラですから。これって全然無茶振りじゃないし」
というと、
「これは前ふりです。これからが本番」と妙に嬉しそうな小山さん。

「志水くんでこの台詞を演ってください」
というほんとに無茶な指令(笑)
「は?」と固まった二人でしたが、「志水、志水、潤(志水役福山さん)だよな」とぶつぶつ言いながら結構その気。
二人でじゃんけんをして、伊藤さんがやることに。
あまりの似てなさに会場から爆笑とブーイングが飛ぶと
「昔はこういう(かわいい)役もやってたんだよ!!」
と微妙に逆切れ(笑)
続いて小山さんの会場への「谷山さんの志水もみたいですよね?!」というまさに無茶振りで谷山さんもやることに。
谷山さん、伊藤さん、「じゃんけんの意味ないじゃん」とぼやいてます。
谷山さんの志水は、福山さんの演技を見てなかったらこういうのもありだったかもしれない、という微妙な感じのもの。
本人は「ほら、(福山さんに)結構似てるでしょ!」とご満悦でしたが、会場は似てるというには似てない、でも伊藤さんのように全く似ても似つかない感じではなく、本当に「微妙」という感じで反応もざわざわっとそういう微妙感あふれる感じでした(笑)

続いてはお題「柚木様」。
「柚木…岸尾(柚木役岸尾だいすけさん)の真似?あれはなぁ…(ここで会場爆笑)」
あいかわらずぼやきまくるお二人(笑)
そしてまたしても意味の無いじゃんけんで伊藤さんから。
こちらは志水よりはまし?な無難な演技。
続いて谷山さん。
これが結構すごかった(笑)
会場内にツボをつかれて七転八倒する客頻出(笑)
大歓声でしたね。いや、珍しいものを見た。
確かこのときに例の役取替え(火原風笑顔の土浦&柚木風微笑の月森)の話も出たんじゃなかったかな?
あと漫画であった人格交換の話とかをやってみたいという話も出てたと思います。

続いては自キャラでの早口言葉披露。
どの早口言葉かはちょっと忘れましたが、シリアス月森声での早口言葉はかなり笑えました。土浦は予想の範疇なんだけど。
その後も時間つぶしに頼まれもしない早口言葉をキャラ声で言っては歓声をもらうという小ネタをいくつか挟んでいたお二人でした。
ほとんどかまないのはさすがプロ。
ためしにやってみた小山さんはぼろぼろでした(笑)

続いて、中島優紀ちゃん演奏のパッヘルベルのカノン。伴奏はもちろん高梨さん。
ここでハプニング発生。
優紀ちゃんが途中で落ちてしまい(※曲がどこまで進んだか、楽譜を追えなくなること)、正確に弾いていた高梨さんの伴奏が先に終了。優紀ちゃん呆然。
小山さんの「リアル香穂子ですね、生ですからこういうハプニングもあります」と絶妙なフォローが入り、優紀ちゃんのお願いで途中からやり直しで無事終了。
本来プロとしてはあるまじき失態ですが、会場は満場一致で「優紀ちゃんかわいいから許す」でした(笑)

続いては本日のメインと言ってもいいでしょう、室屋大先生と高梨さんによる月の破片Vnアレンジの演奏。
ステコンアンコールではPfが岡田さんだったのかな?高梨さん、初めてです、と言っていたと思います。
室屋さんのVnは技術もさることながら本当に響きが綺麗。
透き通るような繊細な音を間近で聞けてすごく感動しました。
終った瞬間、ほぅというため息が会場中で聞えたくらい、皆さん息を詰めて聞いていたようです。

ここでCVキャストも全員出てきて、前回のステコンアンコールの感想を一人づつ。
全員の話を詳しく覚えてはいませんが、伊藤さんの、中島優紀ちゃんが舞台袖でめちゃめちゃ緊張しててあまりにかわいそうになったので、自分も緊張してたのも忘れて励ました。後で思い返したら「香穂子を土浦が励ます」ってなんだかいつもの逆じゃんと思ったというエピソードやカズキ先輩はやっぱりいじられキャラ、とか、谷山さんは室屋さんとの共演が嬉しかったとかそういった話が出ていたと思います。

あと、コンクール前の励まし台詞(クラコレ収録のだったような気がするけど、もしかするとステコンのだったかもしれない)の生アフレコ(?)もこの辺りであったはず。
月森と土浦の甘甘台詞に歓声が起こっていました。


そして唐突に始まるじゃんけん大会。
気前がいいのか、なんなのかよくわからないSME。
一回戦勝者への賞品は谷山さん、伊藤さんがサインをしたステコンアンコールDVDのポスター。
これは皆さん予想の範疇でふーん、という反応でしたが、次の二回戦の賞品がすごかった。
なんと谷山さん、伊藤さんと3ショットでのポラ写真撮影権。
うそーーー???!!
声優さんと写真撮影なんて、今時FCイベントでも稀少です。
会場中でうぎゃーーというものすごい悲鳴(歓声なんて生易しいものじゃない)があがり、声優さんたち苦笑。
「なんか皆さっきと真剣度が違うんだけど」
「やる気まんまんだよね」
そりゃそうです。そんなの、谷山・伊藤ファンじゃなくてもマジになります(笑)
一回戦はたった2回で一気に予定の10人に絞られたのに、二回戦はみんな真剣だからか結構長引きました。
それでも4回くらいで10人ほどになり、会場の中央で全員の注目する中写真撮影開始。
谷山さんと伊藤さんの真ん中にじゃんけんの勝者が一人づつ入って写真を撮って行きます。撮影はSMEの社員さん(と思われ)。
なんという羞恥プレイ…というか、ファンの羨望の視線を一気に浴びる恐怖プレイ?
思わず「うわーいいなぁーー」という声が見ず知らずの隣のお姉さんと被ってしまい、顔を見合わせて意気投合してしまいました。(笑)
途中でカメラが不調になるトラブル発生。
谷山さんと伊藤さんは先ほどの早口言葉ネタなどでぼそぼそと場繋ぎしてましたが、その間前に出たままの残った二名ほどは本当にかわいそうでした(笑)
結局時間の都合で残りの撮影は終演後になり、演目を続けます。

コルダといえばこの曲、愛のあいさつ2重奏です。中島優紀ちゃん、室屋さんのVn二重奏に高梨さんの伴奏でした。
2のPVバージョンじゃないかな、と期待したんですが違ってちょっぴり残念。
あのCMバージョンのアレンジ大好きなんだけど。
でもとっても素敵でした。

ようやくカノンさん登場。
定番Brand New Breezeを歌った後、今度発売されるアルバムから数曲弾き語りをしてくださいました。
すごく素敵。思わず帰りにCD買っちゃいました(笑)
12月には室屋さん、中島さんも交えてコンサートを行うそうです。

ここでちょっぴりサプライズ。
当日は室屋さんのお誕生日だったのでした。
カノンさんがアカペラでHappy Birthdayを歌う中、CVキャスト二人が特製バイオリン型ケーキを運んできて室屋さんが前に押し出されます。
会場中から拍手が沸き起こったところで、改めて全員でHappy Birthdayを歌い、室屋さんが蝋燭の火を吹き消しました。
このケーキ、最後は出口に飾ってあったのですが、すごくかわいかったです。

最後に今日の感想をひと言ずつ。
皆さん、本当にコルダが好きなんだなぁと言うのが伝わってきました。
CVの二人は売れるきっかけになった作品だから大事にしてるのはわかるけど、カノンさんや演奏者の皆さんもステコンが良かったと連呼してて、ファンとしては嬉しかったです。
確かに、純粋なクラシックとはちょっと違うけれど、音楽って聴いてもらわないことには始まらないわけですから。
ついでに会場にこそっと来てた於地監督(イベントの間中私のすぐ近くに座ってました(笑))も小山さんに見つかって呼び出しです。
「アニメは終ってしまいましたが、終って一年近く経つのにこんなに人が集まってくれて愛されてて嬉しいです。アニメは終ってもゲームの展開はまだまだ続いているようなので、応援してください」とこんな感じのコメントでした。

そんなこんなで、かなりお得感の強い、内容の濃い1時間半でした。
この後は会場でCD、DVDを買った人に本日の出演者全員と握手できる握手会があり、ほとんどのお客さんはそこにも参加していたようです。
だけどね、DVD買うのが参加条件のイベントでCD又はDVD購入が参加条件の握手会って結構鬼だと思うんだ(笑)
皆さん、売り場で(…なんなら全部初回特典版で持ってる)ってぼやいてましたから。
もちろん私も、意気投合してしまった隣のお姉さんも漏れなくその通り(笑)
というわけで、新作予約またはカノンさんのCDを買った人が多かったようですね。

余談ですが、握手会終った先のロビーに於地監督がいて、女の子達に囲まれてました。
女の子たちの台詞が異口同音に「アニメ2期で2やってください!!OVAでもいいですっ!」だったのが笑えます。
更に私は、こそっと監督が女性スタッフさんに「監督!ふらふらして女の子に囲まれて鼻の下伸ばしてないで下さい!私たちが大変なんですから!!」と怒られていたのも見逃さなかった(笑)
愛ある現場ですね(笑)

しかしコルダはほんとに皆に愛されて幸せですねー。
本当に今回は参加できて幸せなイベントでした。
SMEさん、どうもありがとうございました♪
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