「NARUTO」関俊彦さん握手会 〜ぴえろアニメフェア2003 IN 池袋パルコ〜


行ってまいりました、握手会。
14年というファン歴は、はっきり言って長いほうだと自負していますが、実は握手会に参加するのは初めてです。
先日、平日にもかかわらずゲットした整理券を握りしめ、16時スタートというのに、15時過ぎには会場付近にいた私。

「15分前にはお越し下さい」

って整理券にも書いてある通り、早すぎ(苦笑)
・・・と思ったのですが、すでに15名ほどその時間でも並んでいました。
しかし、握手会の達人、S師匠の「握手会は後ろの方がおいしいのよ〜」の言葉を思い出し、しばし時間つぶし。

30分ほどうろうろして、改めて列に並び案内されたのは3列目の一番端でした。
うわっ、この位置めちゃめちゃいいかもしれない(爆)

会場は、なんだか倉庫みたいな、異常に殺風景な場所です。
こんなに殺風景なイベントブース、初めて見ました(苦笑) 普段派手なイベント行き慣れているから?

細長いビルを1フロアそのままぶち抜いただけのところに、 申し訳程度に机を並べてカード対戦用ブースと物販ブースを作り、 その間に10台ほどのPSの試台機置いただけ。
その向かいにレアカードなどが飾られているらしいショーケース、 よくわからないラーメン屋の屋台の模型(何の作品なんだろう?←NARUTO1話に出てきたものだそうです、わからんてば)と、演台(これがイベントの舞台となる模様) あとは飾る意志が全く見られない状態でポスターやサインがぱらぱらと壁に貼られています。
はっきり言って、これだけで何をやっているんだか当てられたら偉い!という感じ。
もっと「NARUTO」!!っていう感じを打ち出してくるのかと思っていたので(ポスターとか見る限り)かなり意外です。

(・・・っていうか、統一感ゼロなんですけど^^; 十二国記まであるしさ・・・)

今回声をかけた皆さんがことごとく都合つかず、一人での参加でかなり緊張しています。


4時過ぎ、関さん到着。
うわーーん、やっぱりかわいいよぉーー(。>_<。) (40歳の男性に向かってそのファーストインプレッションはどうよ?)
今日は全体的に黄色っぽい服装。
黄色いシャツに紺とえんじのベスト、ベージュ(黄色?)のパンツ。すみません、下は自信なし。(黄緑だったそうです。私の位置からだと光の加減で白っぽく見えました
眼鏡はかけてなくて、前見たときよりさっぱりした感じでした。
なんというか、ほんとかっこよくてかわいい!!!!

会場に入ってくるなり、屋台を見つけ、目を輝かせる関さん。
まっすぐにそこに進んできて、のれんをかきわけ屋台に座ります(笑)

「ほら、こういうの見るとやっぱりやっておかないとね?」

スタッフに苦笑されて、なんだか照れながら出てきた関さん、お茶目でかわいい!!!

「皆さん、今日は『最遊記』イベントにお集まり頂きまして…え?違うの?あ、そう…
はい、NARUTOですね」

確かに今日、NARUTO目当で来てる関さんファンはいないと思いますが。
さすがにファン心理をよくご存知で(^^ゞ

「えー、本日は『ファンの集い』でしたっけ?…(ファンからは歓声が沸き、スタッフには苦笑される)
(スタッフの様子をうかがいながら)違いますね、握手会、握手会です。来てくれてありがとう」

『ファンの集い』なら、それはそれでものすごく嬉しいと思った、そこにいた200人弱の女性ファン(笑)
なんというかですね、こうしてひとことひとことファンに気を使ってくれるのが関さんだなぁ、と、 妙な所に感心していたり。

「今日はゴールデンウイークですね。皆さんは連休どこか行きましたか?」

連休、このイベントだけに賭けていたと言っても過言ではない面々が池袋に集っています(笑)
と言うわけで、反応は鈍い鈍い。
と、一言「SEEDイベント!!」という声が。
「そ、それは番組が違うなぁ」
苦笑しながらも一応反応してくれるのが優しいなぁ・・・。

関さんはお子さん連れで、ズーラシア(うちの近くだ^^;)に行って来たそうです。あいかわらずいいパパだぁ・・・。途中で疲れてオカピと戯れていたらしいです(笑)
オープニングトークはこのくらいで、すぐに握手会が始まりました。

関さん、ぎゅっと手を握ってくれて、じっと目を見てかなり長い間 (短い人でも30秒。これって体感だとものすごく長いです)話を聴いて下さっていました。
プレゼントも「ありがとう」ってにっこり受け取って下さっているし。
他の方の握手会って行ったことないのでわからないのですが、プレゼント渡す間もなく握手するだけということもあると きいていたので、なんだか見ているだけで幸せvv

数人と握手したところで、関さんがスタッフの方に何やら相談。
「これだと僕ばっかり高いところで、なんか気分悪いなぁ」
それまでは、関さんが壇上(高さ30センチくらいの演台)で、ファンは下から見上げる感じで握手してたんですが、
「上がってもらおう。うん、このほうがいいかな?」
と、急遽ファンも壇に乗ることになり、場内騒然。
同じ目線ってなんだかとっても緊張するんですよ〜(>_<)

と言うわけで、自分の番がきた時、何をしゃべったのか全く覚えていません。
「頑張ってください」と連呼していたような(爆)
とにかく、(私、この人のファンで良かったーーー(号泣))と思ったのは間違いありません。
(会話内容期待していた方、ごめんなさい。ある意味予想どおりではあるでしょうが^^;)
終わってから、よろめくように退場して、会場の後ろの方でずっと見ていたんですが。

うう、誰か一緒に来てもらえばよかったよ…なんか手足震えてるし(苦笑)
メール打とうと取り出した携帯、指が定まらなくてキーが押せなかったどころではなく、 思いっきり床に落として、電池ばらまいてしまいました(>_<)

少々落ち着いたところで周りを見渡すと、ほぼ全員が女性。男性は三人(そのうち二人は小学生のNARUTOファン)しかおらず、改めて 関さんのファン層を再確認^^; ま、男性ばっかりでもどうかと思いますが。

そして、一番おどろいたのが、すごく「静か」なんです。
関さんの遠くてほとんど聞こえない会話をなるべく聞きたいというファン心理もあると思うんですが、 多分性格的に真面目な人が多いんだと思います。
みんな、握手が終わったとたん私と同じようによろめいて壇から降りてきて、友達に抱きとめられるんですが(笑) そのときもほとんど声出さないように気を使っているんですね。
それとも握手会ってそういうものですか?=静か

約1時間半位で全員と握手終了。
最後の方には、NARUTOコスプレの男の子が握手していて、周囲から「かわいいーー」の声。 関さんは、その子が前に来たところで格闘技の構えっぽいリアクションを取ったので大歓声が沸きました。
ほんとに子供好きですよね、関さん。

全員が終わったところで、場内から自然に拍手。
これで強制解散かなぁ、と思ったら、
「それでは、最後に関さんから一言頂きたいと思います。せっかくですから、皆さん前へどうぞ」
ぴえろさん太っ腹!!
獲物を待ち構えたハイエナのように舞台に群がるファンに、関さんもスタッフも一瞬びびっていました(笑)
私ももちろん前へ。ちょうど中央付近にいたので、正面4列目くらいの超好位置ゲット♪

「えー、では関さん、ファンの方へ近況報告などどうぞ」
「えっ、そうなの??えぇー、なんか考えてくればよかったなぁ…うーん♪なんだろう〜なんだろう〜」
とうとう歌い出してしまう関さん(笑)(「♪なんでだろう」の節でお読みください^^;)
「♪なんだろう〜なんだろう〜(まだ歌ってる)うーん…」

と、唐突に飛ぶファンの声。
「最遊記は!!」
「あー、それ・・・最遊記、最遊記ね〜、これ、言っちゃっていいの?(脇のスタッフをうかがう)」

一応「NARUTO」の握手会だとたしなめられると、ファンからは「ぴえろ繋がり!!」とさらに声が(笑)
これにはスタッフも関さんも苦笑して、仕方ないなぁと言う感じで、

「最遊記、(続編の)噂は聞いてます。監督が誰か、とか、そういうの、ね。今は噂ですから。でも、噂も 広まったらほんとになるかもしれませんから、応援よろしくお願いします」

はい、応援します〜〜!!!ファン絶叫^^;
もうひとつ最遊記ネタが、ファンから。
「え?ラジオ?知らない…保志君と平田さん?ああ、それは話聞いた。ネットのやつ? (アニメイトTV内「ラジオ最遊記リロード(仮)」 のことです)」
(『関と石田をぶっ飛ばせ!』って言ってましたよ!の声を受けて←第三回ですね)
「なにぃ?じゃあ、(ちょっと作った感じの少年声で)『ぶっとばし返してやる〜〜♪』(妙に楽しげ)」
会場内大歓声vv
(「関さん、ラジオのゲスト予定あるんですか?」と質問)
「なくても乗り込んで『ぶっとばしてやる〜♪』」
キャーーーvvv
私、ほんとに偶然なんですが、握手会に出る直前にこのラジオ聞いてました(^^ゞ
いやー、なんてラッキーなんでしょう♪ネタわからないと悲しいし。


その他の近況としては、恒例のお芝居について語って下さいました。
今年は井上ひさしさんの時代劇だそうです。(すみません、勉強不足でタイトル不明ですm(__)m)
「この前、その演出家さんとしゃべってて、僕のやらせてもらう役の話で…(声を変えて)『関さん、 舞台で脱いでも平気ですか?』と言われて(ものすごい悲鳴)… それで(しどろもどろに、でもトーンの低いいい声で)『え、えぇ、そりゃやりますよ』 と。僕も役者ですから…ほんとは40(しじゅう)すぎても『脱いでもすごいんです』って言いたいんですけどね」
「ま、実際脱ぐかどうかわかりませんから、そのあたりは不確定要素として期待してください」

脱ぐ、脱がないは別にして、お芝居には期待です。
前回とは違って、語り要素の多いお芝居なんだとか。
今年も昨年と同じ時期(11月7日頃〜)に公演とのことで、とっても楽しみです♪



最後に拍手でお見送りして、握手会イベントは終了。

至近距離でお話が聞けただけでも、大満足なイベントでした。
最後に一言。


やっぱり関さん好きだ〜〜〜!!!(絶叫)



(何で覚えてないと言ってたのに、こんなに長いんだろう…(爆))

2003.5.7 青字部分追記、一部訂正