ネオロマンスフェスタ4 横浜公演  イベントレポート(初日)

2002.12.7 SAT パシフィコ横浜



昼の部編
※相当辛口です。しかも非常に長いです。ご了承頂いた方のみお読みください。
読んだあとの苦情は一切受け付けませんので。





やって来ましたネオロマンスフェスタ4。
前回7月の時は過去最多の出演声優の面々の中に最愛の「関俊彦」の御名がなく、非常に寂しい思いをしたのですが、今回は無事レギュラー出演vv
嬉しいですねーー。
これでメモワールだったら文句無しなんですが、贅沢は言いません。

当日はなんと朝から雨。今までネオロマイベントって雨降ったこと無かったので、なんとなく降らないものだと勝手に思っていましたが、ジンクス破れたり。
今回は自分も行けるかどうかぎりぎりのスケジュールとなってしまい、友人達と連絡がつかなかったことも有って、一人で会場に向かいます。

開場前に聖地パシフィコ横浜に着くなんて、随分久々です。
入り口付近でまずとりあえずパンフはしっかりゲット。
以前完売してゲット出来なかった経験が人を賢くします。
しかし重い…まるで腕の筋肉を鍛えろと言わんばかりのこの重さ。
腱鞘炎持ちには非常に辛いです(T_T)

時間もあるので珍しく買い物でもしようかと中に入ると…あなどっていました。
更に、更に人数が増えてるぅううう(号泣)
グッズの列に並ぶのは諦め、とりあえずうろつくことにします。
あ、等身大ポスターvv でもルヴァ様は?
ボイスカード。ええっ?今回アンジェも再販してるの?!だったら早く来たのにっ!
あ、ツインコレクションだ。エルンストさんやっぱりカッコいいなぁ(*¨)
(後で聞いた話だが、ここでツイコレ6ルヴァ&メルの告知映像も流れていたらしい。関さんの新曲を聞き逃した…ショック……(>_<))

そんなこんなでうろうろしているうちに開場時間の13時。直子。とミィから駅に着いたよと携帯にTELが入ったので、出口に向かう。
約10分後入り口付近で無事ミィと合流。
あれ?確か直子。の方が早く電話もらったんだけどなぁ?
そこから更に数分後、直子。到着。

ミィ「まさか、迷ってないよね?」
私「この道順で迷ってたら、○せと呼んであげるね♪」

…直子。心の中で泣いていたらしい(笑)


初日昼の部は、私の過去最高にいい席(17列下手寄り中央)。
オペラグラスが要らない席、実は初めてかもしれません(^^ゞ
ここで関さんが歌ってくだされば最高なのですが。
そういえば、入り口で妙なものを手渡されました。羽?
トロワの雪祈祭イベントを思い出していただけるとわかりやすいです。・・・っていうか、あれをイメージしたんだろうけど。

13:25 舞台中央に前回司会の久遠さんがでてきて前説を始めました。
え?いつもは出演されない声優さんが演ってるキャラの声のテープが流れてるだけだったのに。
さりげなく楽しみにしていたので、ちょっとがっかり。
久遠さんのトークは相変わらず楽しかったんですけどね。

前説がおわり、久遠さん退場。

13:30、開演です。
幕があがりました。
スクリーンに映しだされる「プロローグ 奪われたキャンドル」の文字。
広い舞台の中央に、大きなシャンデリアとまるで宝塚のような大階段のセット。
その中央に人が大の字にねそべっています。おおっ、サンタだ(笑)
そこにあざとい音楽と光の演出の中、男女二人ずつのダンサーが現われます。

うわーイタい(笑)

(バレエダンサーってことは、速@さんか、オ@ラ座の怪人か?)という感想は、どうやらあながち間違っていなかったことは公演後に判明しましたが、それはとりあえずおいておき、ダンサーです。

サンタを散々いたぶりサンタ気絶。ダンサーズは最後にメッセージを残して去ります。
やっと気付くサンタ。ふとみればそこに怪しげな伝言。(ちなみに、この手紙は「ラガ」だったので、思わず隣のミィと「ネタ?」と顔を合わせてしまった。この頃にはあまりの前振りの長さに会場全体がざわめきはじめている)

「どうしましょう、サンタ様!」天に向かって泣きそうな青年サンタ。(どうやら気絶してたサンタはパシリらしい)

…すいません、いまいちここらのストーリーわからないんですけども。(4回も見てて何を言ってる、と思われる方、大阪公演、もしくはビデオをご覧になったら納得されると思います。踊りに気をとられてストーリまで追いつかないんです^^;)
どうやら、「真実の愛を照らすキャンドル」なるものが暗黒の支配者に奪われたらしいです。
いつ?とかどうやって?とかそもそもキャンドルってなんじゃい?とか、つっこみどころは富士山よりうず高くあるのですが、とりあえずそんなところつっこんでると終わらないので、黙っておくことにします。


「奪われたキャンドルを取り戻すのだ!『ネオロマンスの騎士』の力を借りて!!」
(天の声は緒方賢一さん。パンフに書いてあったのだが、当然この時点で開いているわけもなく、会場全体が「絶対この声知ってる!!大御所なのよっ!でも名前がでてこないの!!」とざわめいていた)

『ネオロマンスの騎士』って……と会場の女王候補・神子全員の顔にちびま@こちゃんの縦線が入ったところで、どうやらサンタが『騎士』の方々に連絡をとってくれたようです。
おおっ!キャンドルを取り戻さないと世界が滅びてしまうらしい(爆笑←すでにやけ)

というわけで、やーっと、声優陣のご登場!!長かったよっ!!

立木さん、中原さん、成田さん、智一さん、森川さん、宮田さん、岩永さん、直兄、関さん、三木さん、賢雄さん。(順番あってるかな?)お一人ずつ、「お待たせしました」という感じの台詞を言いながらでてきて、一言だけ挨拶します…ってほんとに一言だけ?

さっきの青年サンタが、「お一人ずつお言葉を」といって、順番にご挨拶。
あれー?オープニングトークないの?

サンタ、無理やり進行しまくり。「オスカー様、キャンドルを探してください!」
賢雄さんしゃべり足りない模様でしたが、とりあえずストーリーに戻ります。
ネオロマの騎士たちは「飛んで」世界各地に散って行きました。

どうやら今回は全部このストーリ展開で進めるってことらしいです。
うーわー、なんだか今回はぜんぜん違うんですね。


第一の扉。「港の見える都にて」
スクリーンに表示されているのは山下公園からみるみなとみらい。
詩紋君とアリオスは横浜に来ている模様。
桃マンを食べたい詩紋君、アリオスに一生懸命桃マンの解説してます(笑)
と、そこに女性のすすり泣く声が。
慰める詩紋君とアリオス。
「失恋の痛みってやつだな」
「アリオスさん、なんでそんなことわかるんですか?」
「そりゃ、いろいろ経験があるからな」
(ここで場内どっと沸いたことに成田さんご不満の様子。
「ここ、笑うとこじゃないから」って、アリオスがそれ言ったらギャグにしかならないよ。成田さん、キャラ把握しきれていませんね?(真顔))

そこで唐突に二人の持っていた羽が反応します。
どうやら彼女の心が「孤独の扉」で、キャンドルを閉じ込めてしまっている模様。
「僕が心の扉を開いてあげる。僕の歌で!」
台詞と同時に「白夜のひまわり」のイントロが!!
突然のことにびっくり。場内騒然。
おおっ、今回歌までシナリオの中に入ってるんですね?
強引だ、とかそんなことはつっこんではいけません。ええ、いけませんてばっ!

歌が終り、扉が少し開きました。が、まだ愛が足りない(笑)。
詩紋君アリオスに向かって言います。
「今度はアリオスさんの番ですよ」
唐突に励ましのメッセージです。
…微妙にアリオスじゃない人ですが、目を瞑ることにします。

おおっ、今度は開きました。
無事キャンドル奪還成功ですね。


第二の扉。「芸術の都にて」
今度スクリーンに映ったのは、どうやらパリの街角?
タイトルを見て、セイラン様の登場かと思いましたが現われたのはルヴァ様とイノリくんです。
「うわーすっげー、でっけー、かっけー!!」と興奮しまくるイノリくんに、優しくつっこむルヴァ様。
「どうどうどうどう、はいどうどう。イノリくん、落ち着いて」
アドリブだと思ったら、どうやらほんとに台本にあったようです。
こういう台詞をあのお声で読むのは反則だと思うんですけど(笑) 顔色ひとつ変えずにさらりと読んでしまう関さん、素敵過ぎですvv
関さんって、台詞読んでる時の姿勢がものすごく良いんですよね。
いい声を出すためには良い姿勢から、という基本を忠実に実践されていて、ほんとにお手本の様。
ああ、かっこいい…。(既にこの時点でストーリーはどうでもよい)

と、なにやらにぎやかな音楽が。
「異国の音楽ですね」
「お、この店だ。入ってみようぜ」
しゅたたたたと、フラメンコなダンサーズの皆さんが現われて、しばしダンスタイム。
(えーん、直君が見えなくなった…うっ、関さんもはけちゃった(T_T))
オリヴィエ様のテーマ(フラメンコアレンジ)に合わせてダンスする皆さんをしばし呆然と観覧。
長っ!!
何故パリでフラメンコ?というのもつっこんではいけないと思います。

やっとダンスがおわり、再度現われたイノリくん、やたら興奮しています。
「すっげー!!俺も踊りたくなってきたなっ!!」
この台詞と共に「太陽の背中」熱唱の直兄。
いやー、いいですね、直兄。このイタくてたまらないシナリオのオアシスです^^;

歌い終わったところで羽が反応。
「これが孤独の扉か?」
「いいえ。書物で見たことがあります。これは地獄の門です」
「おあっ!!」
また羽が反応して扉が少し開きました。
「これ、がばっ!といっちゃえばいいんじゃないか?がばっっ…と…」
「イノリくん。」優しいお声でにっこり鋭く制するルヴァ様。(激しく萌え(笑))
話せばわかってもらえる、ということで、ルヴァ様の語りが始まりました。

ルヴァ様って、すごく「癒し系」だと思います。
あたたかく、心の奥底にしみこんで来る様なそんなメッセージ。
聞いていたときはいろいろ書きたいと思った感想があったのですが、いざ思い出して見るとイメージしか思い出せません。
でも、ほんとに癒されました、私。
やっぱりルヴァ様好きだなぁ・・・。

ルヴァ様の温かいお言葉で、無事扉は開き、キャンドルを手に入れることができたのでした。



第三の扉。「古代文明の都にて」
ピラミッドの前で語っているのは、エルンストさん、ヴィクトール様、頼久さん。
随分渋い組み合わせです^^;

「「素晴らしい!!」」
文明について語ったヴィクトール様の言葉に深く感動する頼久さんとエルンストさん。
さりげなく…もとい、どうどうと合図しながら声を合わせる森川さんと三木さんが素敵です(笑)

「危ないっ!」
いきなり壁が崩れてきて、ピラミッドの入り口は塞がれてしまいます。
と、なにやら声が。
「私はこの辺りを治める王じゃ」
今の余波でピラミッドに閉じ込められてしまったので助けてほしいとのこと。
扉を開けるには、「力と知恵を併せ持つ者」が必要とのこと。
「力とは?」と問うヴィク様。その答えはどうやら歌らしい。
「エルンスト、すまないが歌って見てくれないか?」
「ええっ?!」と驚きながらも歌う気満々なエルンストさん(笑)

森川さんの曲は「QUESTION」でした。「H2O」を期待したのだけど、2回連続は流石にないか。
相変わらずカッコいいです。


力=歌。では知恵は?
と言うわけで、王は扉に書いてある文言をなぜか
「そちらのスクリーンに映してみるぞ」
不思議なことをしでかしてくれました(笑)
ピラミッドにスクリーンっていったい^^;

映し出されたのはクイズ。(だから、なぜクイズ?とつっこんでは…以下同文)
『前回のネオロマンスフェスタ3が開催された日は?』という問題に、エルンストさん、「うーん、これは難題ですね」…ってちょっと(笑)
さすがに会場から簡単すぎるとブーイングが起こり、森川さん苦笑しながら手で(まあまあ)と抑えてました。
役に入ってるから口に出すわけにいかないので。

「会場からの拍手で答えを決めよう」とヴィク様。
エ「1番 7月7・8日(ぱらぱらと起こった拍手は、周囲のきっ!というにらみのもとにかき消された) 」
ヴ「2番 7月16・17日(しーん…)」
頼「3番 7月20・21日(われんばかりの拍手)…3番のようですね(頼久さん苦笑)
答えは3番だ!」

無事扉が開き、キャンドルも手に入れることができました。
ついでに王も助かったようです。声がしますが姿が見えません。
「ここじゃ!」
下手側に現われたのは大きなねずみ。っていうか、大きな立て看板。
幼稚園児がよくわりばしと画用紙でつくるあれ、みたいなねずみの絵。(しかも下手)
イタさ、ここに極まれり(怒)

自慢の娘を嫁にやるという王の言葉に嫌がってエルンストさんにおしつけるヴィク様。
「ねずみの生態を詳しく研究できるチャンスだぞ」
「それもそうですね…」まんざらでもないエルンストさん
…私の記憶が確かなら、エルエル、ねずみ嫌いだったはずなんですが。
(おもわず今日、White Dream聞き直して確認しちゃったよ!
シナリオ書いた人、でてきていただけます?(にっこり笑って目が据わっているエルンストファン)



第四の扉。「現代の都にて」

映し出されたのは(現代の)京都。
セイラン様、オスカー様、鷹通さんとちょっと不思議な組み合わせです。
自分の知っている京とは違う、としきりに感心する鷹通さん。
三人はどうやら天真君を探しているようです。

その頃、天真君は大変なことになっておりました。
暗黒の支配者が天真君の孤独につけこんで洗脳しかけていたのです。
「オスカーたちを殺せ…オスカーたちを…殺す!!」
とうとう洗脳されてしまった天真君。
智一さんの演技、ぞくぞくするほど迫力でかっこよかった…惚れましたvv

一方、オスカー様達一行は金閣寺へ。
「こういう寺院を描いてみたいね」というセイラン様。
本心だったら趣味がわかりません(苦笑)

と、なにやら不穏な気配。
セイラン様と鷹通さんがいやな感じがすると言い出します。

「天真!!」

オスカー様に剣をつきつける天真君@智一さん。
ちなみにこのとき智一さん、ほんとに剣を振り回して殺陣やってます。
日本刀じゃなかったのが微妙にあれですが、頼久さんじゃなくて天真君なので見逃します。

オスカー様負傷。
天真君は何かに操られているらしいとセイラン様。
しかし打つ手がなく、その間に敵@ダンサーズが!!
戦う三人。(セイラン様、リボンで・・・?(爆)
と、天真君の様子がおかしい。どうやら自我が心の中で戦っているようです。
「俺は・・・ころしたくなんか・・・ないっ!!」

どうやら敵を倒すことにも成功しましたが、天真君はそれきり目覚めません。

「大丈夫だ。天真は俺が目覚めさせてやる」
オスカー様が歌い始めたのは「Resolution」。熱唱です、賢雄さん。

しかし天真君は目覚めません。
そこへ、他の場所でキャンドルを取り戻した仲間達が。
天真君を目覚めさせ、その心の奥にある孤独の扉を開くには「愛の力」が足りないらしいのです。

「お嬢ちゃんたち、力を貸してくれ」

そうです、あの、入り口で配っていた羽。
あれを天に掲げて祈るのです。(会場内、いっせいにごそごそ。これはどうだろう?
「扉よ、開けーーー!!」

3回目の祈りで、扉が開きました!

無事にキャンドルを取り戻し、目覚めた天真君おめでとう。

青年サンタが現われ、お礼にパーティーを開いてくれるそうです。

ここでまたダンサーズが現われて、「Angelique〜永遠の約束〜」に合わせて踊りまくります。 (もういいって・・・

結局フルコーラス踊りきり、やっと「騎士」たちが再登場。

お一人ずつ愛のメッセージをささやいてくださいましたvv
ルヴァ様…ルヴァ様大好きです!!ほんとに!!!
(感激のあまり台詞覚えるどころでは無かった人)

あと、個人的にエルンスト主任の台詞が!!
もう、もうとってもツボはまりまくりでのた打ち回ってしまいました。
(ちらっと横をみたら、ミィもはまっていた^^; 某第二管理人さまがいなかったのが悔やまれる(笑)いたら初めて壊れるところを見られたかもしれない(^^ゞ)

「パーティーの始まりです」
と始まったのはなんとコスコン!

…いや、いいんですけどね、声優さん達困ってるよ。
成田さん、話聞いて無いし(苦笑) 関さん・賢雄さんはここぞとばかりにしゃべってましたね。

ミニランディさま(推定小学校低学年)が出てきたときだけ会場がどどっと沸いて拍手がおこりましたが、あとはしらーっとしてましたね。かなり内輪ウケの企画。。。

そんなこんなでもう終り。
お一人づつ感想を言って「きよしこの夜」を歌っておしまいでした。
(どうでもいいが、この訳詩があまりメジャーなバージョンではなく、声優さんも歌いにくそうでした。私もついまちがえちゃったし^^;)

一旦幕が閉じて。

そのあとに「僕達のアニバーサリー」のイントロが!
関さんがこの歌を歌ってくれたのがとってもとっても嬉しかったのです。
でもって、今回参加してない、歌のうまい声優さんたちの部分を全部歌ってくれていたあたりが関さんだなぁ、と思いました(^^)

これで幕が閉じ、ほんとに昼の部は終り。

いやー長かった……。(レポもだけど)
イベントがこんなに長く感じたのは初めてでしたよ。(涙)


TOP