帝劇7月9日マチネ キャスト クロロック伯爵:山口祐一郎 サラ:剱持たまき アルフレート:泉見洋平 シャガール:佐藤正宏 レベッカ:阿知波悟美 マグダ:宮本裕子 ヘルベルト:吉野圭吾 クコール:駒田一 アブロンシウス教授:市村正親 ダンス オブ ヴァンパイア 7/9マチネ。 本日マチソワ。マチネにて泉見くん初見です。 泉見アルフはある意味予想と一ミリもずれないしっかりと作られたアルフでした。 浦井アルフの真面目一辺倒な天然系とは違って、しっかりした意思をもった助手だけど漫才の狙ったボケのような、意図してるのかしてないのか分からないコミカルなアルフ。 泉見くんがきっちり拾ってくれるので、教授もネタ振りまくりな感じにみえました。 浦井くんにはネタを振るというより、仕込んでいじる感じが多いように見えてたからちょっと新鮮。 歌の印象はたまきちゃんとの相性が悪いわけではないけど、たまきサラではなくちひろサラで聞いてみたいと思った。 泉見くんの歌い方はアイドル声の地声歌いだから、全部声楽ソプラノっぽいたまきサラよりは地声っぽさがあるちひろサラの方が相性よさそう。 あと、泉見アルフの前説を聞いて、浦井くんってやっぱり役者なんだーと思った。 なんとなく、自分の中では浦井くん=歌い手&ダンサーという印象が強くてね。 決して泉見くんの前説が下手とかじゃないんだけど(キャラ入ってるし、感情たっぷりで面白かった)、浦井くんの前説は非常に聞き取りやすく滑舌よくゆっくり話しているのね。いわゆるナレーター口調というか。 泉見くんが割りと早口で聞き取りにくい部分が若干あったので、あー浦井くんうまくなったなぁとファン心理的な感想を持ってしまいました。 R&Jとイブラヒムが終わったあたりで格段に台詞の滑舌が良くなってたけど、アルジャーノンでさらに磨きがかかった感じ。 で、そう思って本編見ると、浦井アルフはやっぱり台詞がひとつひとつ丁寧だなぁと思った。 泉見アルフも元気良くてそれはそれでいいんだけど。 泉見アルフも浦井アルフも非常に甲乙つけがたく魅力的です。 私は浦井くん贔屓だけど、この作品に関してはどちらも捨てがたいかな。 歌も全く違った魅力(正統派ミュージカル歌唱の浦井アルフ、ロックミュージカルとしてはパンチが効いている地声歌唱の泉見アルフ)だし、演技もルックスも正反対の印象を受けるので、これは配役の妙だと思います。このWキャストは正解! たまきちゃん始め、その他プリンシパルは昨日のソワレのほうが出来がよく感じたなぁ。 幕間のクコールのおそうじは今日からうちわになってて、卓球スマッシュをやってました。演奏なし。 昨日ソワレのヴァイオリン演奏付きお掃除(落ち葉掃きに見立てたのか、「小さい秋」だった(笑)最後はクコールもヴァイオリン弾き真似でした(^^ゞ)は、とってもスペシャルだったらしい。 |