ダンス・オブ・ヴァンパイア観劇録その2
帝劇7月8日ソワレ

キャスト
クロロック伯爵:山口祐一郎
サラ:剱持たまき
アルフレート:浦井健治
シャガール:佐藤正宏
レベッカ:阿知波悟美
マグダ:宮本裕子
ヘルベルト:吉野圭吾
クコール:駒田一
アブロンシウス教授:市村正親


ダンス オブ ヴァンパイア 7/8 ソワレ
浦井君、たまきちゃんの組み合わせ初見でした。

たまちゃんかわいーーーーー(絶賛)
ちーちゃんも決して悪くなかったけど、たまちゃんの歌は本当に天空まで透き通るような綺麗な歌声で、浦井君との相性が抜群でした。
浦井君も歌いやすそうにみえた。慣れもあるだろうけど。
浦井君すらそっちのけでたまちゃんに見とれてたら、うっかり伯爵のばばーんな登場シーンでびっくりしちゃいました(笑)
ちーちゃんの方が役には素で近そうだけど、たまちゃんの歌はそのハンデを乗り越えて有り余るインパクトでした。
だってMY初日サラのソロあったっけ?と思いながら帰ってきたのに、今はたまちゃんの歌声が離れないんだもん。
二幕の最初のソロがすごくインパクトあってよかった。
うーん、7月中にもう少したまちゃんの公演増やそうかな。。


今日は席がみやすい1階T列下手サブセンターだったので(このあたり、この舞台では一番おいしい席に分類されるのではないかと思う)初日にわからなかった部分の謎が色々一気に解けました(笑)
やっぱりこれは正面から見ることだけを想定して作られた舞台装置なのね。
レミとかエリザとかみたいに、斜めからだと全く違うものが見えることを想定して作られてない。
ごてごてしてなくて結構好きだけど、その部分だけがちょっとなぁ。

全体的に2日目に見たときより洗練されて、野暮ったい部分が殺ぎ落とされた感じですごく面白くなってました。(まあ、席もあるだろうけど)

個人的に教授とヘルベルトの予想通り突っ込み始めたアドリブ合戦と、何回見ても楽しい浦井アルフのどこからしゃべってるんだという(笑)「で、で、でできましぇーん!」が大好きです。

あと、ラストが変わってた。
MY初日では教授がアルフとサラを見てからかうようなそぶりをみせてたんだけど、今日は二人のいちゃいちゃ(もどき)をみても完全スルーで本を読んだまま通り過ぎてたように見えた。
教授の性格的にはこっちの方がいいなぁ。
教授ひとりスルーされたのが分かりやすいし、サラ・アルフが客席に降りてきたのが「さあ、別のカモを探しに行くぞ!」って感じでいい。

伯爵は歌だけで言ったら断然2日目の方がよかったんだけど、演技は今日のほうが好きだった。
「御著書にサインを」がかわいくてかわいくて(笑)
あと、2幕最初の螺旋階段のとこのためらい方は何回見ても笑っちゃうと思う。