映画『オペラ座の怪人』鑑賞記
2月6日109シネマズMM横浜 

キャスト
ファントム:ジェラルド・バトラー
クリスティーヌ・ダーエ:エミー・ロッサム
ラウル・シャニュイ子爵:パトリック・ウィルソン

(2月6日の日記より編集)

オペラ座2回目。
ダイジェストDVDとか、サントラとかありとあらゆる手段で耐えてたんですが、やはり我慢できず突発的に2回目見に行っちゃいました。

今回は音響が良い劇場に行きたいと思って、わりと最近できた横浜のシネコンに。
いや、これが大正解。
完全指定制だから、チケットを買った後も長時間並ぶ必要はないし、席も段差があって見やすい。スクリーンも見やすいし、音響はもう本当に最高でしたし。
おかげで、二回目だっていうのに又泣けちゃいました。。
The Point of no returnのラウルの涙目とかもちゃんとチェックした。
ラウル(というか、パトリック・ウィルソン)が泣けたというのはとてもよくわかる。
素晴らしすぎる芸術に出会ってしまったときって、ほんと、立ち尽くして感涙するしかないんだよね。
ここ十年近くそういった機会から遠ざかっていたけれど、去年あたりから何度も「これぞ唯一!」と思える素晴らしい舞台を見ることがあって、本当にそれを実感してます。
なんだか文章が未熟で伝えきれないのがもどかしいのだけれど。


・・・あと、一部、ネットで情報収集していたときにインプリンティングされた笑いツボにはまってしまったりもしましたが(笑)
あれ、ほんとに鼻水なのか?ファントム・・・


うーん、中毒になりそうな映画だ。
(というか、既に中毒だよな・・・15年前から(苦笑))
あのシネコンが近所だったらほんとに毎日通ってそうで恐ろしい(笑)
映画料金って、舞台一回分(S席)の10分の1と考えると安いし。
早くDVD出てくれーー!!

でもね。
やはり言わせて欲しい、あの字幕。
前回は意図的に字幕見なかったんで、今回は結構普通に字幕も読んでたんですが。


やっぱり見なきゃ良かった。。。


なんなの、あの「ペルシャのモンキー」だの「女の肌」だの「情熱のプレイ」だのって。
あと、やたら「初日」を連発するのもひどい。
なんでgalaが初日になるんだ?
クリスティーヌがハンニバルのThink Of Meで白のシシィドレス着てるのは「ガラ・コンサート」だからであって、決して初日だからではない。
あれ、カルロッタがその前に「三幕の衣装が出来てない!」と怒ってるのもあって、知らない人は衣装間に合わなかったんじゃないかと思うのでは?

「私の贈り物!お前は私のもの!」も意味不明。
あれ、四季だと「まだ放さぬ!歌え、俺の為!」なんだが。
(原詩はYour chains are still mine you will sing for me!)
そして、やはりラウルが字幕でへたれ(泣)
パトリック・ウィルソンがカッコいいだけに(歌も含めて若かりし芥川ラウルや山口ラウル、石丸ラウルを越えたよ・・・流石。ただ、彼は素だとかなり頭がヤバいので、役の時限定なのだが)非常にもったいない。
っていうか、既に侮辱の域だな、あれは。

でも最悪なのはこれだろう。

『ミュージック・オブ・ザ




………ナイト!』

・・・ありえん(爆)
そこまでして歌に合わせて歌詞を出す必要があるか?
四季のように音に乗せた歌詞という訳ではなく、単なる訳なんだから普通に「夜の音楽に」とか出せなかったのか?
個人的には四季の「夜の調べの中に」はかなり名訳に入ると思う。


それでもやっぱり音楽と映像はその最低字幕を補って余りあるものがあります。
うーん、英字字幕でみてみたいなぁ。
あ、それじゃカラオケだ(笑)