エリザベート観劇録その19
帝劇9月12日ソワレ 

キャスト(W分のみ)
トート   :山口祐一郎
フランツ  :石川禅
ルドルフ  :パク・トンハ
ルドルフ(少年期):塩野魁土


パクさん初日。
去年の中日よりは変な癖が抜けてて、(でかい図体したマザコン…)という印象はなくなりました。
(あれは絶対演出のせいだと思うけど。浦井君と同じ演出パクさんにしたって面白くないってば)
パクさんの持ち味の「リアルな皇太子」のイメージは良く出ていたかと。
でも、あの役作りは微妙だなぁ。
パクさんのキャラ的には、「理想を貫きたかったけど力及ばず」、というイメージの演出が合ってそうなんだけど、この日見たのは「ひ弱な皇太子がそのまま成長してやっぱり何も出来なかった」という演技に見えてしまった。
歌もうまいし、演技も説得力はあるんだけど、一番言って欲しくない方向に行ってしまったような微妙な印象が残る演技でした。。