エリザベート観劇録その15
帝劇9月7日マチネ 

キャスト(W分+キャス変分のみ)
トート   :内野聖陽
フランツ  :石川禅
ルドルフ  :浦井健治
ルドルフ(少年期):塩野魁土
ゾフィー  :寿ひずる


昨日は1日お休み(笑・でも妹は見に行った)、本日は母上と鑑賞。
母上は昨年博多まで無理やり引きずっていったので二度目の鑑賞。
前回はうっちー&綜馬さんの時だったので、「(今回も)山口さんじゃなくてごめん」と言ったら、うっちー好きだから良いと言われました(笑)。
まあ母上も7月にMozart!で生の祐さん見てるしね。
個人的には祐さんはコロレド司教様の方がトート閣下よりは似合っていると思う。。。
(しかしM!の感想は書く気になれないのだ。既に数回見てたりするけど(笑)浦井君出てないし、主役が弱いんでどっちかっていうと文句多くなりそうだしね。どうせなら褒めるレポ書きたいさ)
話が逸れましたが、本日も初日と全く同じキャスト。
去年はうっちー&綜馬さん&浦井君の組み合わせが一番好きだったけど、今年は今日のうっちー&禅ちゃん&浦井君が熱くて好きだ。
浦井君の演技が青年らしくなったから、優しい子煩悩パパな綜馬さんより、対等に喧嘩する厳しい禅パパの方が見ていて迫力があるのね。
もちろん綜馬さんが大好きなことにかわりはないのだけど。
綜馬さんの方が新聞びりびりにしたりして一見厳しそうなんだけど、表情とかの差なのかな、脆さや夢見がちな儚さをより感じます。
禅さんはとにかく泣かせる演技。
強くて理想家で一途に愛を追いかける夢想家という感じかな。
信じるもの、守るべきものがあるから強いのだけれど、いざそれを奪われた時にどうしていいのかわからないという感じ。
ラストは「呆然」という言葉が本当にぴったりくる演技です。

今年の浦井君は、そんな両パパの日替わり演技プラン(笑)に合わせてキャッチボールをしているような印象をうける演技ですね。
去年は自分の中に「ルドルフはこうあるべき」と位置付けたラインからぶれることはなかった演技だったように見えていたのが、今年は「ルドルフとして生きる」ことを重視している演技に変わったようです。
だから、多少のハプニングがあっても動じないでいられる。
大道具が倒れそうになるとか、父上追ってこけそうになるとか、ピストルが中々受け取れなくて酸欠になりそうになるとか(笑)。
去年だったら確実にそこで演技が途切れてただろう…
でもうっちー閣下とのちゅーはほんとに長すぎ(笑)
そして浦井君陶酔しすぎですから!(爆笑)
目が完全に行っちゃってるんだよね^^;
私はそっち系の趣味はないけど、ほんと変な妄想を掻き立てられそうだ。
山口閣下だとそれほど感じないんだけどなぁ。うっちーがえっちぃからか?

高嶋兄さんは本日少々控えめな感じ。
長丁場なので、毎日全力投球、というわけにもいかないですもんね。
でも抑えたなりの存在感というのは逆に凄みがあって怖い。。
一路さんもおとといの方が綺麗に声が伸びていたかな。
村井パパは間違えないように、笑わないようにするのに必死だったように見えた(笑)
でもそう思うとうっちーも浦井君も少々お疲れな感じではあったかも。(浦井君なんて、こんな連投あんまりしたことないよね?シンストってマチソワほとんどなかった気がするし、ハードだったのはR&J位?あれは公演時間的には短いけど出ずっぱりだから実質ルドより大変なはず。。)
でも周囲からは2幕中盤あたりからすすり泣きが聞こえてきたし、今年初見だったら100%完全に近く見えたことでしょう。
私は初日が素晴らしすぎてしまったので、贅沢になってるだけなんだけどね。

でもほんと飽きないなぁ。
というわけで、明日も同じキャストで見てきますよん(←ダメな人)