エリザベート観劇録その12
帝劇9月3日ソワレ 

キャスト(W分+キャス変分のみ)
トート   :山口祐一郎
フランツ  :石川禅
ルドルフ  :浦井健治
ルドルフ(少年期):塩野魁土
ゾフィー  :寿ひずる


本年初山口トート。
やはり祐さんのトート閣下の迫力はすごいです。
キャラ的にはM!のコロレド大司教様とかの方があってそうな気がするのですが。
(だってトートヅラとあの衣装微妙に似あわないんだもん。。) 今年の祐さんは、去年に増して動かない(笑)
振り付け変わったかどうかは良く分からないけど、イメージとして「静の死神」を強調しているような気がしました。
動かない分歌に集中するから、怪しげな動きに気をとられることもなく(笑)素晴らしい歌を堪能できます。
去年のラスト近くにかなり不思議なリズムアレンジをされていた各曲は、自然な形に戻って丁寧に歌うようになっていました。
こっちの方が好き。

でもなぁ……バズーカ鳴らすと浦井君の声消しちゃうのはわかるけど、あれじゃせっかくの闇広のデュオがもったいない。。
浦井君を立てるためか、声抑えすぎで非常にバランス悪く感じる。
しかも音響がエコー調節が下手くそ。祐さんなんてなにもしなくてもエコーかかってるんだから(笑)無理に風呂場のカラオケみたいにしなくていいのに。
…それも演出だったら嫌だけど。。

ルドや陛下を翻弄するようなニヤリとする表情は時々ぞくっとするほど凄みがあります。
今年流に解釈を変えたのかな?「死神」が強調していたように感じました。

でも祐さん、とりあえず、闇広(リプライズではなく、一幕)の歌い方は前のに戻してください…なんか失敗したみたいで気持ち悪いよぅ。。
あ、そういえば最初のシシィとパパのシーンで一路シシィが間違えちゃって、作詞。
村井パパもアドリブで返したものの、二人とも笑いながらべしべしじゃれあってました。
笑ってもいいシーンだからいいんだけど、村井さん笑いすぎですから^^;