まず手にとって思ったこと。 うわ、装丁が綺麗!! 帯の裏まで凝っているなんて、随分気合入ってますよね(笑) ブックレットがシンプルにおしゃれで好きです。 クラシックコンサートのプログラムみたいなのをイメージしているのかな? ◆「PRELUDE -青月光-」 谷山紀章(月森蓮) 大本命月森王子。 一気に谷山さんファンになりました(笑) 谷山さんの歌い方が、ちょうど恋愛に戸惑っている蓮君のもどかしい感じっぽくて、ほんとに「キャラソン」なんです。 昨年末に1枚目のCD発売されてから、ずっとエンドレスで聞いてたからボーカル集のフルバージョン聞いても新鮮味ないかなぁと思ってたんですが、やられました(@_@) 2番のね、「永遠を数え上げる愚かさもいつの日か愛せるのかもしれない」というところがすごく好きです。 特にね、「愚かさも」のとこ。三連譜とグリサンド的にひっかけて音をさげるあの歌い方がすごい好き。(あいかわらずマニアック) ソロバイオリンも、ドラマ内の人の弾き方より好き。 ただ、月森っぽい弾き方かといわれると違うかもしれないけど、曲はイメージだし。 キャラソンとしては一番好きです。 ◆「Cendrillon(サンドリヨン)」 岸尾大輔(柚木梓馬) 柚木様、プリンス炸裂。 この優しげな歌い方、柚木ですね〜。 でも最初から最後まで完璧な王子っぷりで真っ白でつまらない(笑) そのうち黒くなるのかなぁ? 実はまだクリアしてないからいまいちキャラつかめてないところもあるんであまりコメントなし。 あ、この曲、「半音は意図的に外して作曲してある」んですよね?(^^ゞ (そういうことにしておこう) ◆「ANOTHER REVOLUTION」 伊藤健太郎(土浦梁太郎) 土浦くんは、ショパンじゃなくてベートーベンじゃないかと思うのは私だけでしょうか? それはともかく。 初めてドラマCD2で聞いたとき、大笑いしてしまったんですが、全部聞くとむちゃむちゃカッコいい曲ですね。 ロック+ピアノって、XJAPAN信者だった私にはとっても基本なのです(笑) 特に間奏のピアノ。アドリブなのかな?めちゃめちゃかっこいいんですよーー(号泣) こういう弾き方憧れます。(しかしいい音のピアノだなぁ。。。スタインウェイか?ヤマハならかなりハイクラスのホール用グランドですかね?) 伊藤さんの歌唱力は文句なしですので、安心して聞いていられます。 「解けないPuzzleに」のところ、ほんとにカッコいい!! ◆「*Spica*」 佐藤朱(冬海笙子) 佐藤さん、最初の方ちょっと緊張されていたんでしょうか? でも、逆にその感じが冬海ちゃんぽくてOKvv 後半ののびのびした歌声はとってもかわいらしくて大好きです。 クラリネットの音質も好きです。 ◆「JUMP☆」 森田成一(火原和樹) もう、聞くだけで元気になる、まんま火原君の歌ですよね。 歌詞がどこからどこまでいっても火原君なんで、とってもかわいいです(笑) トランペットはちょっとお行儀よすぎて、火原君ではないんですが(^^ゞ 途中のパッヘルベルのバイオリンソロの音はすごく好きです。 ◆「Hi・damari」 福山潤(志水桂一) 癒し系vv 私、基本的にキャラソンでは眠れない人なんですが、このCD、特にこの曲は例外。 福山さんの歌い方、とっても癒されます。 「青い空とヒツジ雲」「不思議は奇跡のかけら」というフレーズが好きです。 とっても志水君。まさにまんま志水君ですよ(笑) 結構難しい曲なんですが、福山さん頑張っていらっしゃいますね。 ◆「Walking together 〜風に向かって〜」 増田ゆき(天羽菜美) 試聴ではさんざん聞いてたんですが、ブックレット見るまで、原曲が「行進曲(くるみ割り人形)」だと気付きませんでした(おい) 相対音感もあるけれど、基本的に完全音感で曲を覚える私には、キーが1.5音上下にずれたらもう違う曲に聞こえます^^; ましてや3音あがっているこの曲は(この音形は絶対知ってるけど、なんの曲だろう?)という感じに別物に聞こえて、新鮮でした。 増田さんの明るい声と、安定した歌唱力に聞いているととっても元気が出る気がします。落ち込んでいるときに聞くとよいかも。 「女の子に二言はない」がとっても天羽ちゃんぽくて好きですvv ◆「L'armonia 〜君がくれたもの〜」 小西克幸(王崎信武) 試聴を聞いてたときは、あんまり王崎先輩っぽくないかな?と思ったんですが、ちゃんとCDで通して聞くとまた違いました。 優しい歌詞がとっても先輩。 小西さんの「そうきみはもう知っている」の半音の歌い方がとっても素敵でうっとりしちゃいます。 先輩おとさなきゃvv(←まだクリアしていないらしい) 次7曲はキャラソンとしてのBGM評 ◆「シャコンヌ」 ヴィタリ(月森) 有名どころが多いコルダ中では珍しく知らなかった曲のひとつ。 弦楽器は専門外なので、そういうこともある。 原曲聞く前に(=月森クリアする前に)谷山さんの歌聞いてしまったので、ものすごく叙情的な曲でびっくりしました。 っていうか、テンポ遅っ!!!こんな遅いのかなぁ? このバイオリニストさんは「お行儀のいい」月森君のイメージにはあっているかもしれない(笑) 後ろのピアノが、「音楽コンクールの課題曲の伴奏者」的生真面目な弾き方でちょっと気になります。個人的にはもうちょっと2つの楽器が絡んでいるような音のほうが好き。 せっかくバイオリンとピアノって二つの楽器がいるんだから、両方の長所を引き出してあげるような音がいいな・・・って、なんで真面目に語ってるんだか(苦笑) ◆「革命」 ショパン(土浦) びみょーに右手がよれるのが気になります。 (この表現、一般的にはあまり使わない?音楽やってると良く使います。「よろける」とか「滑らかでない」とか言う感じ。音符がリズムどおりでない時に比較的つかわれていると思います) 重要なツボでぴったり音がはまってくれないのがもどかしい弾き方。でもすごく丁寧。 でも、土浦君は性格的にこんなにきっちり弾かないような気はします^^; そして土浦君の演奏としてはパワーに欠けるのがやっぱりNG。 男性のピアノって、繊細な音でもパワーがあるから力強い繊細さという感じがするのですよ。 ◆「無言歌」 メンデルスゾーン(志水) 志水君にしては迫力の演奏?(笑) 彼は技巧派ということなので、こういうダイナミックな演奏はしないような気がします。でもこの音は好きだなぁ。 伴奏のピアニストさんも絡み方が良し。 ◆「双頭の鷲の旗の下に」 ワーグナー(火原) まさに火原(驚) この元気な演奏いいですね〜。 ◆「メヌエット」 ビゼー(柚木) 柚木にしては微妙に気品が足りない気がします^^; 音的には好きですけど。 岸尾さんの歌の方のほうがイメージに近いかな? ◆「マドリガル」 シモネッティ(冬海) 絶対冬海ちゃんじゃない^^; 線が太いんですよ。 彼女の音はもっと繊細で可愛らしいと思います。 これはこれで悪くないですけど、冬海じゃない^^; ◆「金色のコルダ〜ensemble〜」(コンクール参加者+王崎) 何度聞いてもこの曲良いですね〜〜(>_<) 聞くと元気になるので大好きです。 ドラマCD2なんて声入ってるのにトラック4エンドレスしてましたから、この曲だけで聴けるのはとっても嬉しいです。 ◆「CORE'NGRATO」 石川英郎(金澤紘人) 最後の最後に反則技が出た感じです(苦笑) 初めて聞いたとき、ぞくぞくしちゃいました。 石川さんが声楽専攻だったのは聞いてたんですが、トップテノールだったとは思いませんでした。 地声だとバリトンかなぁと思ってたんで^^; 一人だけ日本語詞がついてないから、何でだろう?と思ったんですけど、これ聞いちゃったら余計なことできないですね(^^ゞ 間違いなくこれ、金やんですよ(笑) 音楽科のある学校の声楽専攻教師ですから、これくらい軽いよね? (「カタリカタリ」ってそういや声楽の期末テストの課題曲だったなぁ・・・懐かしい) 石川さんの何がすごいって、ちゃんとキャラ声なんですよ^^; もともと地声とキャラ声が近いのかもしれませんが、それにしても、クラシック発声を真面目に勉強した人が、キャラ声発声でああいう歌をあそこまで歌い上げられるって言うのはまさに才能だと思います。普通できないですよ、逆に。 (ちゃんとrは巻き舌だし、l/nや子音も完璧だし・・・って専攻なら当然なんだが) 金澤先生の日本語詞も聞いてみたいですが、またこういうのも聞いてみたいのでちょっと複雑ですね。 ・・・5月これ歌うのかなぁ・・・だったら大阪まで行きたいかも(笑) |